« 2006年10月26日 | メイン | 2006年11月 1日 »

2006年10月27日

ステップモビール

これもカスパー・シュワーベさんのおもちゃステップモビールです。以前、大学の研究室に遊びに行ったとき、カスパーさんがアルミ製の自作のものをうれしそうに見せてくれました。ゆっくりと揺れる様子が実に優雅でした。

面白いのは、重さの累積に伴って移動していく重心の位置が、長方形のパーツをつなぐ吊り棒となって視覚化され、その美しい曲線がそのままデザインとなっているところです。カスパーさんの得意とする科学と芸術の融合の典型ともいえます。また、このアイデアをオリジナルのアルミでやれば、美しいけれども高価なものとなってしまったでしょう。それを1枚の紙から作るという商品化の部分でのアイデアも素晴らしいです。これもカスパーさんのすごい所だなって思います。


ステップモビール青 1,000円


ステップモビール黄 1,000円

光の万華鏡ペンタキス

bk_pentakis_1_M.jpg
bk_pentakis_M.jpg
bk_pentakis_M.jpg
光の万華鏡 ペンタキス Pentakis 本体3,800円

デザイン:カスパー・シュワーベ Casper Schwabe
1枚のアルミ板を折り曲げたテーパード・3ミラー・システムの万華鏡です。覗き込むと球体と光る星が浮かび上がります。付属のブックレットも充実しています。

アタゴオル絵本「青猫島コスモス紀」

「アタゴオルは猫の森」効果で久々に復刊されました!バンザイ!

ますむらさんの作品の中でもダントツに好きな作品なんです。丁寧に描き込まれた濃密な絵と、淡々と綴られる文章が、実に味わい深いです。ヒデヨシガ暴れ回るのが、アタゴオルのにぎやかな「動」の世界だとすれば、こちらは「静」。ますむらさんの初期の作品に流れる夜の静寂のような静謐さが漂っています。


ちなみに以前出ていたブロンズ社版と比べてみると、


  • 扉の序文が1頁→5頁に増え、イラストが4枚加わって(同時期に発表されたガロ作品か?)、お得(表紙も同時期の別作品)

  • インクの色が、黒+水色→茶+群青になり、紙もコート紙からマット紙になって、落ち着いた大人っぽい雰囲気に

  • 活字がこってり系になってビジュアル的にまとまった


といった変更があり、ブロンズ社版を持っている私も、もう一冊買ってしまおうかと思っています。

本体価格1,400円 大人向け

カスパー・シュワーベさんのおもちゃ

AHA!(アハー!)のカスパー・シュワーベさんが関わったおもちゃ2点です。どちらも充実のブックレットが付いていて、これだけでも価値があります。

【写真左】
金属のシャボン玉 トロフルックス Toroflux 本体3,800円

デザイン:ヨッヒェン・ヴァレット Jochen Valett
「らせん男」と呼ばれるヨッヒェン・ヴァレット のこの作品は、赤いチューブをたぐっていくと、金属のらせんが高速回転しながら、ゆっくり滑り落ちていきます。


【写真右】
光の万華鏡 ペンタキス Pentakis 本体3,800円

デザイン:カスパー・シュワーベ Casper Schwabe
1枚のアルミ板を折り曲げたテーパード・3ミラー・システムの万華鏡です。覗き込むと球体と光る星が浮かび上がります。


トロフルックスの静止状態

トロフルックスが回っている状態

大道芸ワールドカップin静岡 来週開催!

先日のメルマガでも少しお知らせしましたが、来る 11月2日(木) ~5日(日)に静岡市の中心部で「大道芸ワールドカップ」が開催されます。今年で15回目を迎える息の長いイベントです。こちらを見がてら、百町森においでになってみてはいかがでしょうか?

駿府公園や路上、小学校などで行われるので、気持ちよく見るには、それなりの準備が必要です。

1)地面に座るための敷物(場所によっては冷えるのでその対策も)
2)観客の頭越しに見るための三段くらいの小さめの脚立(私は使ったことがないのですが使っている人はよく見ます)
3)野外なので帽子や上着など(日差しの強い場所、日陰で寒い場所、夕方は冷えます)
4)投げ銭用の小銭(お札でもいいのですが・・・)ちなみ昨年は家族4人で見て、4,200円使いました。
5)おやつ、お菓子、飲み物など、ちょっと口に入れるもの

あと、私的な攻略法としては、

6)あてもなくウロウロさまようよりは、同じ場所で見続ける方が楽で、いい場所で見ることができる。これは、パフォーマーが替わる際に観客もある程度移動するので、前に詰めることができるため。
7)5)と似ていますが、すでに人だかりができているところはあきらめます。頭越しに見るのは大変ですし、子どももぜんぜん見れない。また、パフォーマーの言葉なども後ろだと聞きにくいことがあります。また、パフォーマンス全体をひとつの流れとしてとらえるなら、最初から最後まで見たほうが楽しめます。
8)新たに始まる場所を見つけて、座れる場所を確保して待つくらいの方がいいです。
9)小学生なら結構楽しめると思います。幼児だと、見やすい場所を確保すれば、なんとか何組か持ちこたえてくれるかも。

我が家の大好きな「彦一団子」さんも来るので、今から楽しみです。


大道芸ワールドカップin静岡 公式サイト
http://www.daidogei.com/