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魚魚(とと)あわせ


さかなの姿と漢字を真ん中でまっぷたつに切り分けたカード「魚魚(とと)あわせ」です。「隠岐・出雲・石見」地方版のほか、「越前若狭」「越中富山」「加賀・能登」「紀州和歌山」「京都丹後」「山陰但馬城崎」「瀬戸内」とまあ、関西、中国、北陸地域を中心に、なんと8種類もあるんです。さらにお寿司でお馴染みの魚介類を集めた「江戸前」や、英語版の「Sushi Bar」もあります。

今や10アイテムに到達した「魚魚(とと)あわせ」シリーズですが、その特長はと言えば・・・

  1. 千代紙や色紙を使った魚が美しい。
  2. 魚へんの漢字をまっぷたつに分けて、合わせるというアイデアが楽しい。
  3. 漢字だけでなく、左側の札にひらがなが、右側の札にローマ字が、並記されているのでわかりやすい。
  4. 紙の質も高く、手触りがしっとりしていて、印刷も品よく仕上がっている。
  5. かるたの際には読み札にもなる右側の札の一言解説がなかなかに楽しい。
  6. 付録のしおりには、もう少し詳しい「ととばなし」が載っている。


かるたのように、読み札と取り札に分けて遊ぶと楽しい。例えば「鍋の定番冬の味 七つ道具で捨てるとこなし」とくれば「鮟(あんこう)」。わからなければ、読み札の下にローマ字で「ANKOU」と書いてあるのでそれを読めばよし。

他にも、ババ抜き(ペアができたことに気づかないかも?)とか、神経衰弱(覚えておくのが難しそう・・・)、小さい子なら絵合わせも楽しいと思います。

とにかく、紙質やパッケージまで含めて、デザインがよい!ので、お薦めのかるたです。

魚魚(とと)あわせ
http://www.hyakuchomori.co.jp/toy/game/karuta/karuta_totoawase.html