ドイツ・工芸品の旅 その5「12年ぶりの人形作り」
前回同様1995年のドイツ旅行の話です。
ハードな日程の中、カッセルから北へ約40kmの所にある、バーテルスさんのアトリエでウォルドルフ人形を作りました。
写真は、現地の講師。生徒はたしか35人位。
予定の時間を大幅に越えて(たぶん7〜8時間ほど)みんな夢中でチクチクやっていました。
私はチクチク仕事が好きなわりには不器用でして・・・頭部を作る時は2度やり直しをし、胴体の部分もやり直した気がします。
帰りの飛行機の中で髪の毛を付けようと持ち込んだはさみは、あっさり空港で没収。。。
そんなわけで、一人目の子は未だに、はげぼうずのまま。あー、情けない。
・・・で、リベンジ!2007年2月25日の百町森での一日人形講習会に参加しました。
12年ぶりにニ人目の子ども作りにチャレンジ!
ここでも講師(百町森スタッフ:榛地)に度々のチェックをいただきました。なんか、羊毛の巻き方があまく、フンワリと仕上がってしまうんですよね。そういえば一人目の子もなんだかショボショボして痩せてきているなーと思ったんですよ。パーンと弾けそうな子どものイメージで羊毛はしっかりと入れるものだそうです。気が付けば私だけなんだかたくさん羊毛が余っていました。トホホです。
おかげさまで髪の毛は付きました。目はまだでピンが刺さっているままになっているので、まるで、ジョン・カーペンター監督の映画「光る目」の子どものようでコワイ・・・。二人目の子どもの完成はいつのことかしら???
(治井紀子)