エッセンかけあしレポート:初日
エッセンの会場では大きいサイズで展示してあるゲームも多い。今年の年間子どもゲーム大賞を受賞した Beppo der Bock も大きなバージョンで展示されていた。マグネットの力でコマをパチンと弾き飛ばすのが面白い。
百町森でも売っている WITZEL 社のサッカーゲームのブースは子どもたちにも大人気で、シュートが決まったときの歓声がしばしば聞こえた。私と前畑さんもいざ勝負。ついつい熱くなって大声を上げるたびに、隣の子どもに見られてしまった。ここには2人用だけでなく3人用やホッケーゲームなどもあり、こういったスポーツを模したアクションゲームの人気の根強さをうかがわせる。
コスモスの注目は、もうすぐ映画が公開される「黄金の羅針盤」を基にしたボードゲーム。ニュルンベルクにも登場した巨大な模型に再会した。その時発表されていたバージョンに加え、映画の写真を使った別バージョン(ゲームの内容も全く違う感じ)も出ている。
サイコロやチップ、人形型のコマなど、ゲームのパーツばかり扱う専門店もある。ゲームのパーツは基本的に取り寄せができないので、「確かにこういう店があると助かるよな~、さすがドイツ」と妙に感心してしまう。特殊なサイコロをなくして困っているお客さん向けに、何も書いてない白木のダイスを購入。
突然出会ってびっくりしたのが、キュボロ cuboro 社のブース。エッター社長がいらっしゃったので、うれしくなってご挨拶。2月のニュルンベルクでいろいろとお話を伺ったことに感謝すると、サインしてくださったことを覚えていてくれた。ブースの半分は、パターンコンペティションの会場になっていて、5つほどのテーブルで、参加者が思い思いのパターンを作っていた。ちょうど1999年優勝の Claus Gittner さんがいらっしゃったので、パターンブックの彼の作品のところにサインしてもら。さらにデモンストレーションまでして下さった。
私が最も愛するドライマギア社のブースは、たくさんのお客さんでにぎわっていた。ちょうど受付にいたカプラー女史にご挨拶。手土産の「Rainbow in your hand」(ネフ社の Heiko Hillig さんにも差し上げた)を渡すと大変喜んでくださった。少しお時間をいただいてお話をさせていただく。リュッティンガー氏は、「ニュルンベルクの時のいい写真をEメールで送るよ」とのことで楽しみ。新作3つのうちの1つ Maeusekarussell で遊ばせてもらう。シンプルだけど、穴からねずみが出てくるところがドキドキして楽しい。
とにかくブースの数と人の数に圧倒された初日でしたが、明日もあるので早めに切り上げる。