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ベルリン3日目:ベルリン中央駅

ホテルに戻って、預かってもらったスーツケースを出して、タクシーを呼ぶ。いよいよ中央駅からICEに乗るのだ。さっき歩いたバウハウス資料館の前を通って、ティアガルテンの南に沿った Tiergartenstrasse を走る。途中、イタリア大使館や日本大使館の前を通り、フィルハーモニー、ソニーセンターの角で北に向かう。

タクシー車内。ルームミラーに料金が表示されている。
スーツケースも入るタクシー。もちろんメルセデス・ベンツ

タクシーを降りて駅構内に入る。スーツケースの転がり具合が変なので、車輪を確認すると、4個のうちの1個がない!どこで取れたのか?とりあえず、タクシーから降りた場所まで戻ると・・・車輪が転がっていた。とりあえずほっとするも、元に戻らないことが判明。残念。3ッ脚走行は傾きやすいが仕方がない。

ベルリン中央駅は、ワールドカップ開催に合わせて2006年5月に完成した最新の駅。もともとはターミナル駅だったレールター駅を、旧東ベルリンのベルリン東駅と、旧西ドイツのツォー駅の機能を集中させる形で根本的に作り直したらしい。地上3階は東西方向の路線の駅を、地下2階は南北方向の路線の駅を配している。ガラスを全面的に使った建築はモダンで、まるで空港のようだ。お店もたくさん入っているが、どれもきれい。スワロフスキーのお店もあった。

昨年できたベルリン中央駅。モダンできれいで空港みたい。

ICEのチケットは、私が日本で購入したもので、プリントアウトと、その時決済したクレジットカードを合わせて提示するシステムになっているらしい。念のため、トシコさんが案内所で確認してくれる。

DBの案内所。奥の上方を東西方向の列車が通過している。
地下にもお店やホームがあって、立体的な空間
地下ホームにICEが到着
さっきのカリーヴルストだけだとお腹が空くので、テイクアウトの焼きそばを購入。なんだか美味しそう。

中華系弁当屋で焼きそばを購入。
南面の大きなガラス越しに連邦議会が見える。

地下のホームからICEに乗り込む。座席の窓側の電光表示が、「Berlin-Nuernberg」となっている。この区間はわれわれが指定しているという意味だ。先客が座っていたので、ドイツ語で「ここは私たちが予約していますよ」というと、英語で「スミマセ〜ン、ドイツ語ワカリマセ〜ン」との返事。私たちの前に座っていた女性が、彼に英語でペラペラっと説明すると、彼は理解したようだった。こういうちょっと困ったシチュエーションで、ドイツ人はさっと手を貸してくれる。親切だな〜。

13:52 ホームで見送ってくれるトシコさんを残して ICE1613 便は出発。トシコさん、お世話になりました〜。あっという間のベルリン滞在。列車はニュルンベルクを目指し一路南へ。