ザイフェン・エルツ: 2008年2月アーカイブ



この方はクルミ割り人形等を作っているウルブリヒト社の社長さんです。日本人の女性の様に小柄で親しみがわきます。いつもすごく親切に応対してくれます。



天使のむちゃくちゃ愛らしいミニチュアで有名なギュンター・ライヒェルさんのブースに行って、カタログ下さいと言ったら、カタログと素敵なお土産まで頂いてしまいました。超感激!


相沢康夫の新作積木が今回2点紹介されました。一つはジーナ社からハニーフラワー、これはハニカムの兄弟のような作品です。ハニーフラワーだけでもいろんな形が出来るのですが、写真のようにハニカムと一緒にも遊べます。これは三月には入荷予定、御予約承ります。価格はまだ分かりません。

KWO

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いよいよザイフェンを離れ、オルベルンハウという駅に向かう途中、KWOというメーカーに寄りました。写真は私が買った童話の新しいミニチュアシリーズ。



この電車でフレーハという駅に向かい、乗換えていよいよニュルンベルクに行きます。


私たちはまだザイフェンにいます。ちょっとの時間を利用して、クラウス・メルテンさんの工房を訪ねました。メルテンさんの作る煙出し人形は本人に何となく似てますね。



写真はフュヒトナーのくるみ割り人形の消防士です。美しいですね。初代フュヒトナーさんのお孫さんにあたる方の家を訪ねました。



動くおもちゃが得意のヴェルナー家次男のヴォルフガングさんの工房にもお邪魔しました。彼は全てのおもちゃの原型はエルツ山地にあると言い、昔の資料から動きのヒントを得て、彼流の芸術的な作品にしています。忙しい最中、ありがとう!



ヴェルナー家長男のクリスチアンさんの工房ではライフェン・ドレーエン(ろくろ加工)をしているところを見る事が出来ました。感激!

スタッフのわっちーはここでマフラーを忘れてしまいました。ありがたいことに、ニュルンベルク行きの荷物に入れてもらえることになり、メッセ会場で再会という事にあいなりました。荷造りに忙しい最中、ありがとうございました。



私たちはこの後、ノイハウゼンのクルミ割り人形の美術館(凄い種類のクルミ割り人形に驚嘆!)を見て、またザイフェンに戻り、おもちゃ美術館(こちらはおもちゃ発祥の地ザイフェンにあるだけあって、おもちゃの歴史や技術が解るように展示されていて何回来ても満足!)を見学、写真は元祖フュヒトナーのクルミ割り人形のさらにその初期の物です。



ここは我が相沢康夫のハニカムボーンツキミビブロスなどを作っているジーナ社です。ザイフェンの隣りノイハウゼンという町にあります。

世界で初めておもちゃを作った会社と言われているフィッシャーの工場長をしていたザイドラーさんがデュシマ社の協力のもと、このジーナ社を興したのです。デュシマ社のフレーベル積木などはここで作られているのですが、それにはフィッシャー社の流れを含む歴史に裏打ちされた壮大な物語が秘められていたという事です。今回、もうじきニュルンベルクのおもちゃショーがある忙しいところを無理言って見学させて頂きました。



ドイツ二日目、今日から私たちのドイツおもちゃの旅の始まりです。先ずはS.F.フィッシャー社、この会社は世界で初めておもちゃを(中でも積木、フレーベルの提案したシュピールガーベなども)作ったと言われているフィッシャー社があった所に来ています。もうじき建物が取り壊されるとのこと、私たちがここに来た事に何か運命的なものを感じずにはいられません。


さあ、私たちの旅の始まりです。先ずは腹ごしらえ。


今回私たちの泊まっているペンションは、なんとマックス・ヘッツェのショップやミュージアムの向かいにありました。


フランクフルト到着が遅れて、ドレスデンに行く飛行機をひとつ遅らせ、今とうとうおもちゃの村ザイフェンに着きました。(途中キツネに遭いました。)これは我々が泊るペンションです。すごくきれいでかわいらしい!長旅お疲れ様でした。

ドイツ時間

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