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百町森タイムズ 【第018号】2003/05/23
Webサイトの更新情報や色々なお知らせをお届けします
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こんにちは。メルマガ担当の佐々木です。この1ヶ月はブルーノ・ムナーリとピエー
ル・クラーセンにはまっていました。どちらもすごい才能の持ち主です。2人のエネ
ルギーを少し分けてもらったような気がします。
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【 Web更新 】■ 本・絵本:ブルーノ・ムナーリの絵本を追加
【 Web更新 】■ おもちゃ:ザイフェンの「マッチ箱のミニチュア」が少量入荷
【 Web更新 】■ ホームページにサイト内検索機能を追加
【パブリシティ】◆ 月刊「クーヨン」でクラーセンの紹介その3
【パブリシティ】◆ 月刊「ソトコト」で「おじいさんの旅」を紹介
【 イベント 】◆ ピエール・クラーセン展
【 イベント 】◆ 2003保育創造セミナーin静岡 参加受付中 7/12,13
【 イベント 】◆ ブルーノ・ムナーリ展(静岡アートギャラリー)4/25-6/15
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【 Web更新 】■ 本・絵本:ブルーノ・ムナーリの絵本を追加
http://www.hyakuchomori.co.jp/book/pages/b27.shtml
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ムナーリの絵本がたくさん入荷しました。彼の絵本は、穴を開けたり、小さなフラ
ップを付けたり、トレーシングペーパーや透明フィルムを使ったりと、素材や仕掛け
に凝った作品が多いためか、ほとんどが絶版で長らく入手不可能でした。しかし、イ
タリアの画廊コライーニが積極的に復刻してくれたおかげで、彼の作品のうち30点
ほどが入手可能になっています。それらの中から、「ムナーリ大好き!」なスタッフ
なっちゃんが、お薦めのものを厳選しました。
ムナーリが絵本を作ったきっかけは、自分の息子に読んであげる気に入った絵本が
なかったことだったそうです。戦後の混乱期の1945年に出版された7種類の絵本は、
鮮やかな色彩と大胆な構図に加えて、仕掛けをうまく使い、ムナーリの才能を存分に
発揮したものでした。今回入荷した「ぞうのねがい」「三羽の小鳥の物語」などが、
その時の絵本ですが、60年近くたった今でも十分面白いです。
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【 Web更新 】■ おもちゃ:ザイフェンの「マッチ箱のミニチュア」が少量入荷
http://www.hyakuchomori.co.jp/toy/item_erz/matchbox/index.html
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マッチ箱の中に繰り広げられる人々の暮らし。台所や学校、きのこがりやパン屋さ
ん、サンタやブレーメンの音楽隊まで、小さな可愛らしい世界がマッチ箱の中に詰ま
っています。
なかなか入荷しないのが残念なんですが、今回久しぶりに入荷しました。それぞれ
入荷数は多くないので、売り切れの場合はご容赦下さい。
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【 Web更新 】■ ホームページにサイト内検索機能を追加
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昨年12月のサイトマップに続きまして、「サイトの使い勝手改善計画」の第2弾と
して、検索機能を設けました。検索したい単語を入力すると、その単語が含まれるペ
ージをリストアップします。2つ以上の単語を含むページを検索するには、「A B
」と空白をはさみます。この場合、AとB両方の単語を含むページをリストアップし
て、Aだけ又はBだけを含むページはリストアップしません。
私も色々と検索してみましたが、大昔に作って消したつもりだったページが見つか
ったりして、びっくりしました。使いやすくするには、まだ色々と試行錯誤が必要な
ので、とりあえずホームページ(トップページ)のみに設置しています。ぜひお試し
のうえ、ご意見をお聞かせ下さい。具合が良くなってきたら、全てのページに付けた
いと思っています。
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【パブリシティ】◆ 月刊「クーヨン」でクラーセンの紹介その3
http://www.hyakuchomori.co.jp/about_us/publish/pages/cooyon0304.html
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相沢の連載「おもちゃのちゃちゃちゃ」では、クラーセンの話の3回目。今回は相
沢の自慢話が半分、クラーセンの最高傑作ダイヤモンドの紹介が半分です。
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【パブリシティ】◆ 月刊「ソトコト」で「おじいさんの旅」を紹介
http://www.hyakuchomori.co.jp/about_us/publish/pages/sotokoto0306.html
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柿田のコーナーでは、大人向けの絵本という切り口で絵本を紹介しています。今回
ご紹介している「おじいさんの旅」は、渡米したおじいさんの話が淡々と描かれてい
ます。絵のタッチもクールですが、物語は波瀾万丈です。
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【 イベント 】◆ ピエール・クラーセン展
http://www.hyakuchomori.co.jp/about_us/event/index.html#clahsen
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クラーセンの来日を記念して、百町森でもクラーセンの作品展を開催中です。相沢
の持っているクラーセンの廃番商品のほか、積木ショーに登場するビッグ・ネフ、「
クーヨン」でも登場したマニア垂涎のネフ社の絶版カタログなどを展示しています。
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【 イベント 】◆ 2003保育創造セミナーin静岡 参加受付中 7/12,13
http://www.hyakuchomori.co.jp/about_us/event/pages/hoikuseminar_2003.html
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静岡市で久しぶりに保育者向けのセミナーを行います。テーマは「子どもの育ちに
私たちができること」。講師として樋口正春さん、川窪洋子さん、木村留美子さん、
小澤直子さんをお招きします。現在、お申し込み受付中です。詳細はサイトをご覧下
さい。
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【 イベント 】◆ ブルーノ・ムナーリ展(静岡アートギャラリー)4/25-6/15
http://www.art.shizuoka-city.or.jp/program/munari.html
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絵本「木をかこう」「太陽をかこう」「きりのなかのサーカス」の作者として、私
たちにはおなじみのブルーノ・ムナーリですが、実は、グラフィック・デザインやプ
ロダクト・デザインを含む幅広い分野で活躍したアーチストです。子どもと芸術の出
会いを真剣に考え、仕掛け絵本に始まって、フィルムを重ねて表現できる絵本や、木
で作られた触感を楽しむ絵本など、様々な絵本を作りました(残念ながら多くのもの
は絶版入手不可能です)。また、子どもの造形プログラムにも積極的に関わっていま
した。
今回の展覧会では、彼のグラフィック作品(陰と陽シリーズなど)、オブジェ(役
に立たない機械、フレクシー、みたての石など)、プロダクト(照明、灰皿など)、
絵本などが展示されています。
私も早速拝見しましたが、一番面白かったのは、金網を丸めたオブジェ「凹凸」で
す。金網の影が白い壁に映っていて、金網を動かすと影にモアレが生じてなんとも不
思議。しばらくの間、ずっと見てしまいました。隣の部屋には絵本に触って遊べるス
ペースが設けられていて、今となっては入手できないダネーゼ社の「プレイング・シ
ングス」シリーズのうち4点が遊べるようになっています。詳しくは、静岡アートギ
ャラリーのサイトをご覧下さい。
====編集後記================================================================
クラーセンの展覧会と講演会に行ってきました。展覧会では知らない作品を見て、
講演会ではクラーセンの哲学のようなものに触れ、大変貴重な体験になりました。講
演を聞きながら思ったのは、この人はおもちゃを作ろうとして、キュービクスやセラ
を生み出したのではなく、立方体を追求していく中で生まれたものがたまたまおもち
ゃになったのではなかろうか、ということでした。講演の中で取り出した「動く幾何
学モデル」はどれも面白い動きで、おもちゃとして商品化されたらいいな〜と思うも
のもありましたが、商品化というのは彼にとって興味の対象ではないような印象を受
けました。そういった枠から離れたところで思索(?)しているからこそ、全く新し
い積木であるキュービクスが生み出せたのではないでしょうか。
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