さて、次の日2月7日、私たちはザクセン州の州都ドレスデンにあるアカデミーという施設の中で、フレーベルセンター所属の女性講師ブランケンハーゲル(Blankenhagel)さんに「フレーベルの遊びのコンセプト概念とは、幼稚園で実際どうこの概念を取り入れていくか」というテーマの研修、さらに、昼食(なんとお寿司を用意してくれました)をはさんでワークショップを受けました。
フレーベルによれば幼児は神のように生き神のように創造する能力の芽を持っているので、大人はこの芽を発展させる責任を持つ、そのために理想的な遊具を与えなければならず、幼児は遊具を通し真実(自然の法則や神の働き)を予感し、やがては認識にたどり着く。だから遊具は宇宙の法則を知らせるために神の賜える贈物(ガーべ、日本語では恩物)であるとしました。
〈遊具で真実を予感し、やがては認識にたどりつく〉
フレーベルの提唱した恩物、1番目は青、緑、黄、橙、赤、紫の6色の毛糸でできたボール、2番目は球と円柱と立方体を糸で吊すもの(後にこの3っつの形がフレーベルを象徴するものになり、お墓のモニュメントにもなった)です。球と立方体は対局にあるものだが真実という意味では同じで、球は母の持つハーモニー、立方体は父の持つ理性、円柱は両者を結ぶ仲介者(大人)を現しているということです。
また、3から6番は今で言う積み木、7から10番は今で言う平面構成遊びで、これらについても紹介がありました。
午後のワークショップでは3から6番を箱から出し、三つのグループに別れ、それぞれ協力しながら思いついた形を木の盤の上に作りました。量的には決して多くないのに、平面的にも立体的にも面白いものができることに参加者は皆驚き、あまりに盛り上がったので、ブランケンハーゲルさんも感激されているようすでした。最後に「ベイビーズ」というフランス映画を皆で見ました。(参考図書=荘司雅子著『フレーベルの生涯と思想』)
写真上から
1,2 アカデミーでセミナーを受けている様子
3,4,5,6, 恩物の3番で遊ぶ
7,8,9, 恩物の5番?で遊ぶ
10, お昼ごはんはお寿司でした。
11,12,13,14,15, 午後は恩物を数セット使い遊びました。
16, 最後は「ベイビーズ」というフランスの映画を観ました。
フレーベルによれば幼児は神のように生き神のように創造する能力の芽を持っているので、大人はこの芽を発展させる責任を持つ、そのために理想的な遊具を与えなければならず、幼児は遊具を通し真実(自然の法則や神の働き)を予感し、やがては認識にたどり着く。だから遊具は宇宙の法則を知らせるために神の賜える贈物(ガーべ、日本語では恩物)であるとしました。
〈遊具で真実を予感し、やがては認識にたどりつく〉
フレーベルの提唱した恩物、1番目は青、緑、黄、橙、赤、紫の6色の毛糸でできたボール、2番目は球と円柱と立方体を糸で吊すもの(後にこの3っつの形がフレーベルを象徴するものになり、お墓のモニュメントにもなった)です。球と立方体は対局にあるものだが真実という意味では同じで、球は母の持つハーモニー、立方体は父の持つ理性、円柱は両者を結ぶ仲介者(大人)を現しているということです。
また、3から6番は今で言う積み木、7から10番は今で言う平面構成遊びで、これらについても紹介がありました。
午後のワークショップでは3から6番を箱から出し、三つのグループに別れ、それぞれ協力しながら思いついた形を木の盤の上に作りました。量的には決して多くないのに、平面的にも立体的にも面白いものができることに参加者は皆驚き、あまりに盛り上がったので、ブランケンハーゲルさんも感激されているようすでした。最後に「ベイビーズ」というフランス映画を皆で見ました。(参考図書=荘司雅子著『フレーベルの生涯と思想』)
写真上から
1,2 アカデミーでセミナーを受けている様子
3,4,5,6, 恩物の3番で遊ぶ
7,8,9, 恩物の5番?で遊ぶ
10, お昼ごはんはお寿司でした。
11,12,13,14,15, 午後は恩物を数セット使い遊びました。
16, 最後は「ベイビーズ」というフランスの映画を観ました。
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