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ucs press 2002年4月号(発行:ユニーカードサービス)

やさしい木のおもちゃたち
Heartwarming wooden toys

ユニーのカード会員誌「ucs press」で、百町森のおもちゃとお店が紹介されています。写真も文章も百町森の雰囲気や考えをうまく伝えてくれています。

にぎやかなようで静かな印象。不思議に落ち着く空間。

 ドアを開けるとそこは、いろいろな色彩があふれていながら、不思議にどこか落ち着いた印象の空間。今回お邪魔するのは、静岡市にあるおもちゃと絵本の専門店『百町森』さん。スイスやドイツをはじめ、ヨーロッパを中心としたおもちゃたちが、訪れる人を穏やかに迎えてくれます。22年前に店を始めたときは絵本の専門店だったそうですが、それからどんどん木のおもちゃが増えて、今ではそちらの方が有名なほどです。

『あそび』へのこだわりが『木』へのこだわりに。

 「”はじめに木ありき”ではないんですよ。私がこだわるのは『あそび』。『あそび』にこだわっていろいろな製品と出会ううちに、どんどん木のおもちゃが増えていったんです。」とおっしゃるのは店主の柿田さん。おもちゃという言葉の語源は、もともと”手に持つ物”という意味なのだとか。言いかえればそれは、持ってからの遊び方は子供本人が決めればいい、ということ。マニュアルにあわせて遊ぶのではなく、自分で工夫して遊べるものを。そういうおもちゃを探したら、木のおもちゃが多くなった、と柿田さんはおっしゃいます。

親と子の世代をつなぐ、息の長いヨーロッパのおもちゃ文化

 お店のスペースとは一線を画して、「プレイオン」という名のおもちゃの部屋が設けられています。
 ここでは、部屋の中のおもちゃはどれも使い放題。積み木にパズル、キッチンセットにお化粧台、そして二階建てのお家まであって、フローリングに寝そべったりしながら子供たちは大喜びです。
 さて、そんな『木のおもちゃ』の魅力とは、なんなのでしょう?「ひとことで言えば、シンプルで飽きがこない、ということでしょうか。ヨーロッパでは、何十年も変わらずに作られているおもちゃがいっぱいあるんですよ」だから親子二代が同じおもちゃで遊んだり、親の代に買ったおもちゃのパーツを子供の代になって取り寄せることもできるほど。そのあたりは、少し日本のおもちゃとは事情が違うようです。

シンプルな分、ていねいなつくり。

 けれどもシンプルだからこそ、細かい部分まで本当によく考えられて作られています。
 「たとえば、積み木には基本となる尺度があります。それぞれのパーツがそのサイズに基づいて作られていますから、どんどん買い足していける。そのぶん遊びもどんどん発展していくわけです。」しかも積み木の場合、面の狂いやズレを防ぐために、何年か寝かした木を使って作るというこだわりよう。

『おもちゃ』という言葉が、少し違ったイメージにー。

 おもちゃ、という言葉についてくる、子どもっぽい、とか、ちゃちな、といったイメージが『百町森』さんで過ごすうちに変わっていきます。組み立てるもの、飾るもの、あるいは吊って楽しむモビールや、不思議な音の出る楽器まで、大人にとっても心躍るものがいっぱい。子供たちに負けずに、いろいろなイマジネーションをふくらませて楽しみたい、そんな気にさせる不思議な力が、『木のおもちゃ』にはあるようです。


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