2010年3月アーカイブ
2006年に開催した「ネフスピール・パターン・コンペティション(略称:ネフコン)」のブログで、相沢が『「パターンコンペ」という遊び』という文章を寄せています。面白いので少しご紹介します。
(前略)さて、このパターン表にあるパターンを作ってみるというこの行為は、本来の意味での「遊び」ではない・・・と私は考えています。パターン表のパターンは全て積めるようになったと、そのあとに自分のアイデアで積み始めたら、そこからが本当の遊びだと思うのです。(中略)そんな中で、自分だけの画期的な積み方を発見した時の喜びは、経験した方にしかわからないかもしれません。とにかくすごい充実感なのです。思わず、さほど積木に興味があるとは思えない妻にさえ、「どう、これ?」なんて、自慢したくなっちゃう訳です。で、この「どう、これ?」という感覚を共有したいと思いついて始めたのが、パターン・コンペなのです。ぜひ、皆さんの自慢の作品を見せていただきたいのです。(後略)
今回のタイトル「パターン表を閉じてからがホントの遊び」も、この文章からとりました。興味のある方は、ぜひ一度読んでみてくださいね。
- 「パターンコンペ」という遊び(仕掛人相沢より):ネフコンブログ( )
ネフ社の積み木の面白さを追求したい。
そんな想いで始まったパターンコンペ、
7回目の今年はセラです。
- 2000年 アングーラ (ペア・クラーセン)
- 2004年 ダイヤモンド (ペア・クラーセン)
- 2006年 ネフスピール (クルト・ネフ)
- 2007年 ヴィボ (相沢康夫)
- 2008年 キュービックス(ペア・クラーセン)
- 2009年 アーク・レインボウ(ハイコ・ヒリック)
今年のお題は誕生30周年を迎えた「セラ」。「キュービックス」とともに、ネフ社を代表する積み木です。大人のファンも多く、私も最初に買ったネフがこれでした。
クラーセン氏の作品を使ったパターンコンペは、今回で4回目。もちろん今回も、クラーセン氏に審査をお願いしてあります。
みなさんのご参加をお待ちしています。
昨年の「アークレインボウ・パターン・コンペ」には、たくさんの方のご参加をいただきまして、ありがとうございました。
そしてまた、パターンコンペの季節が巡ってきました!今年のお題は誕生30周年を迎えた「セラ」。「キュービックス」とともに、ネフ社を代表する積み木です。大人のファンも多く、私も最初に買ったネフがこれでした。
ニュルンベルクの見本市で、相沢がクラーセン氏にお会いした時も、このコンペを楽しみにしていたとのことでした。皆さんのご応募をお待ちしています。
2010年ニュルンベルク見本市ネフ社ブースにて(中央がクラーセン氏)