これまでのコンペにも書きましたが、ネフの積み木を使ったパターンコンペは、2000年のアングーラから始まって、2004年のダイアモンド、2006年のネフスピールと回を重ね、足掛け16年にわたって、10回行いました。
これまでで一番応募作品が多かったのが、2007年のヴィボコンで、229点の応募がありました。
審査員もできるだけデザイナーご本人にお願いし、そのほとんどで実現できたのも、今思えば幸運なことでした。クラーセンさん、クルト・ネフさん、ハイコ・ヒリックさん…。ネフさんがお亡くなりになる前に、ネフスピールの審査をしていただき、ネフさんご本人に喜んでいただけたのは、私たちに取っても忘れられない思い出になりました。
2009年のアークレインボウからはドイツ語、2010年のセラからは英語での応募も受付けるようになり、海外から素晴らしい作品が送られてきました。
8回目(2011年)のリグノで、主な積み木はほとんどやり終えたと考え、9回目(2012年)は「コンビネーション」をテーマにネフの積み木を2セット使ったコンペを開催しました。そして今回10回目の「動きのある遊び」が一連のコンペの最後になります。
これまで、応募してくださったたくさんのネフファンの皆様、審査員を引き受けてくださった皆さん、本当にありがとうございました。