2011年のドイツ&ハンガリー研修、2012年のおもちゃ博&シュタイナー幼稚園研修に続いて、保育セミナー海外版を行います。行き先はドイツ。
今回は、ニュルンベルクで開かれる世界最大のおもちゃ博に行った後、幼児教育の創始者フレーベルのふるさとを訪ね、フレーベル幼稚園の見学、フレーベルセンターで研修、締めくくりにおもちゃ発祥の地のひとつ、エルツ山地のザイフェンを訪れ、おもちゃ美術館でおもちゃの歴史を学ぶという充実した内容です。
フレーベルゆかりの地を訪ねる企画は、戦前・戦後とフレーベル関連の商品化を手がけてきたSINA(ジーナ)社にお願いしました。ジーナ社は初めてフレーベルの恩物を作ったフィッシャー社の工場長をしていた方が創業者です。世界で最もフレーベルに通じている会社といえます。今回ザイフェンの隣町ノイハウゼンにあるこのジーナ社も訪ねます。フレーベルの歴史をたどり、功績をキチンと学べる会になることと思います。とは言っても、最後の2泊は古城ホテルの宿泊(相沢が宿泊した時の写真)などという遊び心もたっぷりある企画です。
交通手段や主な宿泊施設に関してはJTBに依頼しました。羽田発ANAの最新式の飛行機に乗る予定です。ドイツ国内の交通はバスが基本ですから、大きな荷物を持っての移動が少ないです。ドイツでめいっぱい楽しむために帰りはルフトハンザ航空で成田着となります。安心安全な旅を楽しんでください。
- 日程:2013年2月1日(金)〜11日(月)
- 参加費:税込385,000円(研修費、現地空港税、燃料サーチャージを含む)
(10月1日までにご入金の方は375,000円) - 募集締切:2012年12月28日
- お申し込み方法:ご参加申込み及びお伺い書(PDF形式)をダウンロードして、ご記入の上ファックスして下さい。
詳細は百町森保育セミナー海外版チラシ(PDF形式)をご覧ください。
下の写真は、柿田がフレーベルセンター(ドレスデン)主催の研修会に参加した時の様子です。今回の研修でも、同じ場所を訪れる予定です。そのほかの写真
フレーベルセンター
ドレスデンにあるフレーベルセンター。ここではフレーベルの考えに基づく教育講習会などを幼稚園の先生のために開いています。
フレーベルセンターの方が、フレーベルの哲学やガーベ(日本では恩物と訳されています)の意味などを説明してくださいました。
手前がフレーベルのガーベ Gabe、奥はガーベの次に大事なものということでフレーベルが取り上げたもの。折り紙もありました。
フレーベルセンターの幼稚園。裏は広い庭になっていて、まさにキンダーガーデンと呼ぶにふさわしい。男の子が折り紙のプレゼントを持ってきてくれました。
幼児の部屋。左側は、ゲームをしたり絵を描いたりするための机があり、右側は床で積み木を遊ぶ空間。
フレーベル・ミュージアム(バド・フランケンブルク)
看板にはフレーベルの横顔のシルエットの中に、子どもが遊ぶ構図。
ここは、フレーベルが開いた世界で最初の幼稚園。整備されて博物館になっています。
フレーベルの生家
フレーベルの生家。
フレーベルのお父さんが牧師をしていた教会。私たちはここでしばらくパイプオルガンの演奏を楽しんだ。
ザイフェンのおもちゃ美術館
「おもちゃ発祥の地」ザイフェンにあるおもちゃ美術館。貴重なコレクションを見ることができます。
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