2月5日~13日、百町森主催で海外版保育セミナーを行いました。
17人の参加者が集まり、ドイツ・ニュルンベルクのおもちゃ博見学とハンガリー・ブダペストのマイバ保育園見学をしてきました。
マイバの保育園は乳児と幼児が別れています。保育士の資格も別々だそうです。
こちらは、マイバ幼児保育園の模様です。
この組は定員24人(障害児は1人を2人と数える)では一週間の課業の大きなテーマとして星、月、太陽というものがあり、2週間位前に家からそういう関係の資料を持ってきてもらったそうです。このポスターなどはきっとそういう類でしょう。
月面着陸のビデオを持っていた親がいたのでそれも見せたそうです。
こうする事で親子の会話も弾むし、子供が参加しやすくなるとのこと。
子供たちは最初宇宙船ごっこをやっていました。椅子をさかさにして宇宙船に見立てているところがおもしろいですね。
参加していない子もいます。
あくまで自由なのです。日本のように一斉保育ではないので、強制しないし、参加しない子が変なレッテルを貼られる事もないわけです。
先生は宇宙船ごっこをしていた子を集め、太陽から惑星の距離を皆にひもで測らせています。これは大きなテーマに対し、数という今日だけのテーマをここで見せているのです。課業のテーマが混合しているのですね。
あらかじめ資料で位置関係は把握させていたとの事。何センチということまで求めようという事ではなく、短い長いを確かめさせているそうです。
その他小さな風船にマジックで印を付け、大きくふくらませた時、その点がどうなるかとか、太陽を中心にして惑星の絵を描かせたり、いろいろなテーマ遊びをしていました。