ジルケぐま

スヌーピーの『ピーナッツコミック』に、ライナスという坊やが登場します。彼はいつも毛布を頬にあて、指をしゃぶりながら、人生の真理や哲学を語ります。

そのギャップが面白いのですが、それはともかく、毛布やタオルを手放せない子って、実際よく見かけますよね。触れているだけで情緒の安定が得られるので、親は(なんだかヤだな……)と思いつつも、取りあげたりしないケースが多いようです。

『ジルケぐま』は、シュタイフ社やケーセン社の製品より少し対象年齢の低いぬいぐるみです。大きさも小ぶりで、タオル地とベロア地が、触れてやさしく、ライナスの毛布のように愛されることうけあいです。

シュタイナー学校に子どもを行かせた母親グループが中心となって、家内工業的に作っています。細部はほとんど手作りで、また、子どもが触れる部分は、すべて自然素材でできています。

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原名:
Taps Bar
作者:
ヘルガ・エレンド(Helga Elend)
製作:
ケーセン社/ジルケ社(ドイツ)
製作年:
1984年
素材:
木綿のタオル、ベロア、化繊綿
対象年齢:
3カ月位から
取扱い:
(株)アトリエ ニキティキ