ソフトベビーより少しお姉さんですね。つまり、遊び手である子どもの年齢に近いってことで、遊び方もちょっと違ってくると思います。ベビー人形の遊びを世話遊びと呼ぶとしたら、こちらは友達ごっこかもしれません。
嬉しい時、いっしょに喜んでくれて、悲しい時は、無言で慰めてくれる存在なんですね。ちょっぴり落ち込んで、人形に愚痴をこぼしている子どもを、たまに見かけることがありますが、こんな時、きっと子どもは人形に癒されているんだなと、思います。だから人形の顔って、ニコニコ顔で固定されていたりしないほうがいいような気がします。
『ジルケ人形』の顔には目と口しかありません。眉も、鼻すらもないのにかわいいんです、コレが。顔の表情や自然素材にこだわっているのは、シュタイナーの教育理論に強く影響を受けて作られた人形だからなんですね。