折り紙の本

折り紙こそ、最も安価な、おもちゃの定番といえます。フレーベルも150年以上前に、折り紙を保育現場でのおもちゃとして位置づけています。さて、”折り紙の本”を紹介しましょう。

3歳以上の折り紙の本としては、『伝承おりがみT〜W』(辻村益朗編・絵/福音館書店刊)が、定番としてお薦めです。

そして小学生以上の、ちょっと凝った作品にも挑戦したい子には、ここで紹介する2冊がぴったりです。複数の折り紙を組み合わせる”ユニット折り紙”の基本がわかる本です。著者の布施知子さんは、この世界では第一人者で、100枚以上のユニットを組んだ大作の製作などもしている方です。

また、この本は、折り図(折り方の説明図)のほかに、折り方のわかりにくいポイントには、手も描かれた詳しいイラストがついています。エ〜、我田に水を引いちゃいましたが、このイラスト、私が描いております。

著者:
布施知子
発行年:
2000年
対象年齢:
小学生位から
発行および取扱い:
(株)筑摩書房