ヘビの苦手な方、ごめんなさい。でも、嫌がらずに読んでください。このゲーム、ほんッとに受けるんです、子どもに……。ヘビの嫌いな子にも受けます。どうしてかというと、やっぱり絵が綺麗だからでしょうね。ドミノ系のゲーム、つまり絵柄をつないでいくゲームです。他のドミノと違う点は、手持ちのカードがなくなったら勝ち……というわけではなく、完成した自分のヘビの長さによって勝敗が決まるところです。
ルールが簡単で、三歳位でも、いっしょに遊べるところがいいんですね。あんまり頭は使いません。めくったカードがよければ勝てます。でも、三歳位の子は、これで結構考えるんですね。つまり、そういう気分にさせてくれるわけです。そこがいい、と私は思います。
それにしても、ヘビを題材に選んだ作者の着眼がすごい。「売れないかも?」と、思わなかったんでしょうね。実際、今はアミーゴ社のベストセラーです。