おもちゃを語る時、よく、木だからいいとか、プラスチックだからダメ、みたいな言い方をされますが、それってヘン……ですよね。優れたプラスチックのおもちゃもあれば、しょうもない木製玩具だってあるわけで、素材はあくまで機能に適した物でなくっちゃと、私は思っています。
でも……です。赤ちゃんが、生まれて初めて見て触れるおもちゃとなると、そんな私でも、やっぱり自然素材の物がいいな……なんて思っちゃいますね。なぜ？って聞かれてもナントナクなんだけど。
さて、葡萄をイメージして作られたこのおしゃぶり、本当に綺麗で、振ると自然なやさしい音がします。赤ちゃんは振ったり、しゃぶったり、玉をつまんで引っぱったりと、飽きることなく遊んでくれるでしょう。
数学者にして詩人、そして私が最も敬愛する天才おもちゃデザイナーの、ピエール・クラーセン氏の作品です。
