おもちゃに限らず、眺めたり触っているだけで、なんとなく嬉しくなる物ってありますよね。所有しているだけで満足っていうか・・・・・・。私にとって、『タマゴ』は、まさにそういったおもちゃです。
単なる木の卵です。特に遊び方があるわけではありません。(もちろん、子どもはごっこ遊びに使ったり、回したりするとは思いますが・・・・・・)。
ただ、卵の中に鉛が仕込んであり、重心がアンバランスなため、手の中でコロコロころがすと、意外な動き方をして、それがそこはかとなく面白いんですね。
そして、「これって、どうやって作ったのかな?」と、思いが至った時、パズルとして俄然輝き出すおもちゃでもあります。美しく仕上げられた表面(木目)を、どんなに観察しても、継ぎ目が見あたりません。では、どうやって中に鉛を仕込んだのでしょうか?実は、私、答えを知っているんですが、それを書いちゃうのは、愉しさの半分を奪うことですので、あしからず・・・・・・。