ひも通しポニー

幼児教育の現場で、“遊び”の大切さが叫ばれて久しいのに、本気で、深くつっ込んで遊びのことを考えている教育者や保育者って、意外に少ないのではないでしょうか?

遊びとは何かっていうと、「何も束縛のない環境で、やりたいことを、遊び手が自ら選んでやっている状態」じゃないかと、私は思います。一斉保育などで、全員が絵を描いたり工夫することって、させられているのであって、遊びではないと、私は考えているわけですね。

さて、遊びを本気で考え、環境を整えた、ある保育園で、このおもちゃで無心に遊んでる園児を見かけました。うんと考え、集中し、手先をよく使っています。自分のもてる力を、存分に出しきってる感じが、とても愉しそう。

「考えたり、集中したり、手先が器用になったりすることは、オマケみたいなもので、結果なのよ、目的にしたらダメね」と園長先生。そうなんですね、目的は、愉しいこと。

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原名:
Schnurpfeltier Pony
作者:
フレーデュン・シャーパー(Fredun Shapur)
製作:
ネフ社(スイス)
製作年:
1969年
素材:
木(カエデ)、木綿ひも
対象年齢:
4歳位から
取扱い:
(株)アトリエ ニキティキ