ままごとの話をもう少し・・・・・・。ナベ、フライパン、おたま等々について。本物の道具よりひと回り小さく、大人サイズを同じ比率で子どもサイズに置きかえた大きさのおもちゃが、最も自然に遊べる、という話は前項でも書きましたが、このナベの類も、まったく同じ理屈ですね。
レンジの前に立ち、「今日は何にしようかな?カレーにしようか、チャーハン作ろうか・・・・・・」と、子どもが思い描いたファンタジーに、邪魔にならず、無理なく添えられる道具がベストです。
テオクライン社の『ままごとセット』には、三歳以上の子どもが思いつく、あらゆる空想に応えられるだけの量の道具が揃っています。ナイフやスプーン、お皿、グラスなどは、すべて四組ずつ入っています。四人家族を想定したセットなんですね。
「さあ、私がお母さんよ。あなたたち、今日は何食べたい?」