前項のマリントラ社の流し台と、ほぼ同じ機能を持つ大型玩具です。あえて、同じようなものを紹介するのには理由があります。マリントラ社の流し台は家庭用、このブロック社の『流し台』は保育室用だと思ってください。
決定的に違うところは、ズバリ丈夫さです。幼稚園や保育園の、おもちゃの消耗度は、家庭におけるそれと比べものになりません。まず頑丈であることは、保育室用おもちゃの、大事な条件の一つだと思います。
さて、この流し台のデザイナーの一人は、保育室の環境や遊びについての専門家、樋口正春氏です。流しの下の棚の部分にご注目。扉がありません。ナベやお皿を洗って棚に戻し、扉をしめると、そのままそこにあることを忘れちゃったりするんですね。子どもって。いやホント・・・・・・。思いきりよく扉を取り去ったところが、さすが樋口さんです。紹介した定番のほかに、保育園の一、二歳児クラス用のタイプなどもあります。