ドイツのおもちゃメーカー、デュシマ社の、古典ともいうべきおもちゃをご紹介しましょう。積木の一種です。でも、立方体や直方体のパーツより、円柱やアーチ型、動物の形のパーツのほうが多いんですね。フレーベルが考えた基尺が導入される以前の積木なのだと思います。
具体性のある形が多いので、子どもは即、家や村、動物園などを作り始めることでしょう。同じデュシマ社のフレーベル積木と比べると、面取りなんかとても大雑把です。ガサッと量産しました・・・・・・って感じかな。
でも、着彩は落ち着いた色の染料で仕上げられていて、とてもきれいです。触って遊んでいると、なにかしら、しみじみ手が嬉しがるんですね。“お気楽さ”みたいなものがいいんでしょうね。文化を感じます。
フレーベル積木のような幾何学的形状のの積木にまぜてもOK。作品に物語性が生まれること、うけあいです。