デュシマ寄木

ドイツのおもちゃメーカー、デュシマ社の、古典ともいうべきおもちゃをご紹介しましょう。積木の一種です。でも、立方体や直方体のパーツより、円柱やアーチ型、動物の形のパーツのほうが多いんですね。フレーベルが考えた基尺が導入される以前の積木なのだと思います。

具体性のある形が多いので、子どもは即、家や村、動物園などを作り始めることでしょう。同じデュシマ社のフレーベル積木と比べると、面取りなんかとても大雑把です。ガサッと量産しました・・・・・・って感じかな。

でも、着彩は落ち着いた色の染料で仕上げられていて、とてもきれいです。触って遊んでいると、なにかしら、しみじみ手が嬉しがるんですね。“お気楽さ”みたいなものがいいんでしょうね。文化を感じます。

フレーベル積木のような幾何学的形状のの積木にまぜてもOK。作品に物語性が生まれること、うけあいです。

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原名:
Krabblsack
作者:
クルト・シフラー(Kurt Schiffler)
製作:
デュシマ社(ドイツ)
製作年:
1930年代
素材:
木(ブナ)
対象年齢:
1歳位から
取扱い:
(株)アトリエ ニキティキ