■めちゃくちゃ忙しいクリスマス前(1997/12/13 晴れ)
いよいよクリスマスも近い。店に行くといきなりエルフからの荷物が大量に届いている。ひゃ〜。柿田氏に聞くと、昨日届いた荷物も検品できていないとのこと。こりゃあ、先が思いやられる。ひろみちゃんは早速検品にかかる。相沢氏も珍しく(^^) 朝から店にいてくれるので助かる。
掃除も終わらないうちから、ひっきりなしにお客さんがみえる。かなりの方がクリスマスのラッピングを希望されるため、やたら忙しい。こういう時に限って、店の方に在庫がなくてもうひとつの店「子ども村」(自転車なら2分くらいのところに昔の店があり、イベントスペースや在庫置き場になっている)に商品を取りに行くことが度々ある。ケラー社のシャベルローダーや、シロフォン付き玉の塔、ブリオのレールセット、ニックのポストボックス、人形用のベビーカーなどなど、レジを打ちまくり、ラッピングをしまくる。一時はレジの前にお客さんが4〜5人並ぶという状態。
お昼は相沢氏と近くの「キッチンうちやま」へ。立体四目並べがあったので、相沢氏と勝負する。結果は一勝一敗(^o^)。
新しく入ったカレンダー(タンタン、ババール、ムーミン、ひとまねこざる)のPOPを書いて吊るす。タンタンはお洒落だし、ババールもレイアウトが落ちついていてなかなか良い。迷うな〜。
ひろみちゃんの検品が大変みたいなので子ども村へヘルプに行く。検品を終え、ニキティキ・おもちゃ箱・ネフのカタログに店のはんこを押し、通販のお客さんの荷造りを手伝う。いや〜、忙しい一日でした。
片山健さんの新刊「どうぶつはいくあそび」とホフマンの「クリスマスのものがたり」、レイモンド・ブリッグズの「さむがりやのサンタ」を買って帰る。
■やっぱり忙しいクリスマス前(1997/12/06 晴れ)
店に入って右手の机の上に大きなクリスマスツリーが登場した。その隣の机や正面の平台にも、クリスマスの絵本がたくさん並んでいる。毎年おなじみのものに加えて、新刊もいくつか加わっている。いよいよクリスマスが近づいてきた。百町森はクリスマスだからといって、派手な飾り付けをしたりクリスマスソングを流したりして(もともとBGMはないけど)、「さぁさぁ、クリスマスだよ!」といった演出はしないけれど、ツリーとオーナメント、絵本がこれだけ並ぶと、自然にクリスマスムードになってしまう。
開店するのを待っていたかのように訪れたお客さんは、上の息子さんが幼稚園に行っている間にやって来たご夫婦と下の娘さんの3人連れ。一つ目はもう決めてあったらしく百町森の「木のままごとセット4人用」、もうひとつはしばらく迷われて絵本「クリスマスのまえのばん」(福音館書店)を選ばれた。なかなか素敵なプレゼントだと思う。
それからは、レジ打ちとラッピング、合間を見てゲームのPOP(商品説明の札のこと)をつくる。お子さん連れで、クリスマスプレゼントを買われる方には、こちらも十分注意して決してお子さんにラッピングを見せないようにする。このあたりは、お客さんと店員の「あうん」の呼吸がお見事。「共犯者」的な感じがなかなか楽しい。
終わりがけにエルフの検品をする。店の在庫の補充と、客注(お客さんからの注文で取り寄せたもの)に加えてプチタンファンの通販分と、年始セールの商品が届いた。今回の年始セールは、相沢氏をはじめ私も食指が動くものばかりだ。
出たばかりの「母の友」とセンダックの「まよなかのだいどころ」(冨山房)、妻に頼まれたレールセットの「駅」(ミッキイ社)をおみやげに買って帰る。息子は相変わらず、新幹線や電車が大好きで、毎日毎日レールセットでよく遊んでいる。それを見るにつけ「本当に良くできたおもちゃだなぁ」と感心する。最近、彼は手こずりながらも自分でレールをつなぐことができるようになったのだが、このジョイント部分の遊びの量が絶妙で、これ以上ガタをなくすとつなぐのが難しくなるし、かといってゆるくしすぎるとレールも列車も外れやすくなる。また、このくらいガタがあると、閉じた輪をうまく作れないときなど無理矢理なんとかするという技も使える。じつは、先日友人の家に遊びに行ったら、ミッキイ社でもブリオ社でもない別のメーカーのレールセットがあった。これは彼の家にあるミッキイのレールとつなぐことはできるのだが、ジョイントの寸法の規格がやや異なっているため難しいのだ。おかげで彼の息子は、思い通りにできずに怒ってしまうことがあるらしい。せっかく互換性を持たせるのなら、そこまで配慮して欲しいと思う。ミッキイとブリオはそういった問題は全くなく、何も気にせずに一緒に遊ぶことができる。ほんと、すばらしいと思う。
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