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COMO(コモ) 2001年8月号(主婦の友社)
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とかく愛情表現が苦手な 現代の日本人たちへ 絵本の人間関係を役立てて 柿田友広 |
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よく外国の映画を観て感じるのが「I love you」とか「I miss you」といった言葉がひんぱんに出てくるということ。「あなたが好き」とはっきり相手を指す目的語が、愛情表現のなかで多用されているんですね。 いっぽう日本語では「好き」だけでも通じるように、目的語の使い方があいまい。しかし、核家族化が進んで個人の関係がより重要になったいま、ときには子どもに「○○ちゃん大好き」と伝えるのも必要では、と思うのです。 今回取り上げた外国の絵本でも、こうした「目的語」を使った愛情表現が上手に使われていることに気がつきます。たとえば、『みにくいシュレック』の王女とのすさまじい関係も「きみ」「あなた」という目的語があってこそ。『ふたりはいっしょ』のまるで漫才のボケとつっこみのような関係、『ティリーのねがい』の仲のいい夫婦さながらの関係・・・。こうしたいい人間関係を、ぜひ参考にしたいものですね。 みにくいシュレック ふたりはいっしょ ティリーのねがい シャーロットとしろいうま |
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