今年の「保育・家庭教育セミナー in 静岡」のチラシと、複数の方の分(10名まで)を一括でお申し込みいただける申込用紙ができました。ダウンロードしてご利用下さい。
名古屋市で保育士をしながら、特に乳児・幼児の体育遊びを専門に研究してきた中島澄枝先生は、退職されてからは子育て支援にもたずさわり、親向けの子育て講座を開いて人気を博しています。
今どきの子育てが陥りそうな誤った育児観を楽しく批判しながら、40年の保育士経験から得た子どもの身体機能にあった保育や子育て支援、育児のツボを、実技を交えて教えてもらいます。子育てやその「支援」、保育につながるために実際に何をすればいいのかを学びましょう。
これまで、百町森の発信する保育関係の情報は、この「保育@百町森」で発信してきました。
このたび、よりわかりやすい情報発信を目指して、「遊びと保育.com」(www.asobi-hoiku.com)をオープンしました。まだ、未完成の部分もありますが、どんどん充実させていきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
園で身体を使う屋内遊びの部屋がある場合や、雨で外遊びができない場合など室内で身体を動かせる遊具があることが望まれます。
ここではそんな運動遊びに適したデンマーク・ゴンゲ社の遊具を紹介します。
(買い物かごが付いていませんがご注文いただけます。)
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ME-18
ミニトップ
8,200円+税
1〜4歳位
定番のトップ(直径80cm、12,000円+税)より小さめサイズですから、小さな子が遊べます。
中に入ってバランスをとったり、大人にそっと揺らしてもらって遊びます。
直径:68cm
材質:高密度ポリエチレン
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ME-19
リバーストーン
22,000円+税
2歳位〜
床に飛び石のように置いてその上を歩きます。高さは小4,5cmと大8,5cmの2種類、低めです。丈夫なプラスチック素材を使っていて底には滑り止めのゴムが付いています。
耐荷重量:100kg
大きさ小:25cm
大:36cm
材質:本体ポリプロピレン
:滑り止め熱可塑性エストラマー
(写真は2個分を使用)
百町森では、毎年7月保育セミナーを開いています。今年は「遊び」=「教育」をテーマに、素晴らしい講師の方々をお迎えして、開催いたします。みなさまのご参加を心からお待ちしています。
開催概要
- 開催日
- 2014年7月20日(日)21日(月・祝)
- 会場
- 静岡県総合研修所もくせい会館
- テーマ
- 「遊び」=「教育」
- 講師
- 三浦太郎:絵本作家
- 澤登早苗:恵泉女学園大学人間社会学部社会園芸学科教授
- 細田直哉:聖隷クリストファー大学社会福祉学部助教
- 志賀口大輔:なごみ保育園(静岡県)園長
- 相京香代子:ピアノ演奏家、わらべうた講師
- 宮本由利子:オルガニート演奏家・編曲家
- 柴田晶子:口笛奏者
- 相沢康夫:おもちゃデザイナー、百町森スタッフ
- 参加費
- 税込11,000円(会員税込10,000円): 宿泊費・食事代、材料費は含みません。
- 定員
- 250名(先着順): お申し込みはご入金順に確定されます。
- 主催
- 百町森
上の動画は、1歳児(高月齢)用の遊具です。
以下はその遊具を実際にプランした百町森のスタッフでおもちゃのデザインも手がけている相沢康夫の弁です。
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金沢市に泉の台幼稚舎という名前の保育園があります。
【ゲミノ始動!】
一年ほど前の事でしょうか、泉の台幼稚舎に園舎移転(
プランニングは、安全面、品質、部材の多様性などを考えて、
【手描きプラン】
0歳児、1歳児(低月齢)、1歳児(高月齢)、2歳児、年少児、
第1プランを園長と共に練り直し第2プラン、
年少さんの部屋は「顔」を意識したデザインにしてみました。
【CADの導入】
第3プラン位の段階で、ゲミノ輸入元(株)
数ヶ月間ほどかかったでしょうか、何度か金沢に足を運び、電話、
【命名】
その後、雄希園長から、
【仕上げ】
園舎の建築が若干遅れはしましたが、新園舎も無事完成し、
今年2月に行ったフレーベルの足跡を訪ねる旅、最後はドレスデンのフレーベル幼稚園を見学しました。
ソリで登園する子が可愛い!
オーバーなどはここに脱ぎます。
環境を中心に説明します。
私が注目したのは積み木のコーナー。
床で遊ぶ積み木のコーナーに、木製の大型の働く車(トラック、フォークリフト、ベルトコンベアー、クレーン車)が4台もあったことに私は感動しました。
さらに基尺3.3cmの園用積み木(フレーベルの恩物を発展させた積み木といわれています)の充実ぶり。
そしてこのコーナーの遊びを発展させるための素材選びが素晴らしく、量がすごいこと!
小さな自動車、人、動物、家や柵、石や貝殻・・・。日本でも参考にできそうです。
ドイツの幼稚園は、ほとんどが公立ですが、フレーベル幼稚園は、モンテッソーリ幼稚園やシュタイナー幼稚園と同様、特色を持つ私立幼稚園の一つです。
「そもそも幼稚園はフレーベルの考え方に基づいているはずなのに、なぜわざわざ『フレーベル』の名が付く幼稚園があるんだろう?」と、私は不思議に思いました。
今回案内してくれたブランケンハーゲルさんによると「確かに、フレーベルは幼稚園の創始者、幼稚園の父というべき存在で、どの幼稚園にも多大な影響を与えました。その中でフレーベル幼稚園は、彼の理念に忠実に保育をしようとする園だと言えます。」
積み木のコーナーの充実ぶりにも、そんな考えが反映されているのかもしれません。
恩物は他の遊ぶ道具とともに棚に有りましたが、日本でしばしば見うけるような、一個づつ個人に持たせ名前を書かせ、一斉に遊ばせるという物ではないようで、安心しました。
旧東ドイツということもあるのか、全体的にはプラスチックの容器や遊具が目立ちましたが、子供達はみんな落ち着いていて、安心してここにいるという感じでした。
フレーベルによれば幼児は神のように生き神のように創造する能力の芽を持っているので、大人はこの芽を発展させる責任を持つ、そのために理想的な遊具を与えなければならず、幼児は遊具を通し真実(自然の法則や神の働き)を予感し、やがては認識にたどり着く。だから遊具は宇宙の法則を知らせるために神の賜える贈物(ガーべ、日本語では恩物)であるとしました。
〈遊具で真実を予感し、やがては認識にたどりつく〉
フレーベルの提唱した恩物、1番目は青、緑、黄、橙、赤、紫の6色の毛糸でできたボール、2番目は球と円柱と立方体を糸で吊すもの(後にこの3っつの形がフレーベルを象徴するものになり、お墓のモニュメントにもなった)です。球と立方体は対局にあるものだが真実という意味では同じで、球は母の持つハーモニー、立方体は父の持つ理性、円柱は両者を結ぶ仲介者(大人)を現しているということです。
また、3から6番は今で言う積み木、7から10番は今で言う平面構成遊びで、これらについても紹介がありました。
午後のワークショップでは3から6番を箱から出し、三つのグループに別れ、それぞれ協力しながら思いついた形を木の盤の上に作りました。量的には決して多くないのに、平面的にも立体的にも面白いものができることに参加者は皆驚き、あまりに盛り上がったので、ブランケンハーゲルさんも感激されているようすでした。最後に「ベイビーズ」というフランス映画を皆で見ました。(参考図書=荘司雅子著『フレーベルの生涯と思想』)
写真上から
1,2 アカデミーでセミナーを受けている様子
3,4,5,6, 恩物の3番で遊ぶ
7,8,9, 恩物の5番?で遊ぶ
10, お昼ごはんはお寿司でした。
11,12,13,14,15, 午後は恩物を数セット使い遊びました。
16, 最後は「ベイビーズ」というフランスの映画を観ました。
幼児教育の祖として知られているフレーベルは、1782年この家に生まれました。今は記念館になっていて、向かいには牧師だったお父さんがいた教会があります。ガイドをしてくれた男性のエバーハート(Eberhardt)さんは私たちにフレーベルの生い立ちや生涯について話してくれました。
〈孤独だった子ども時代〉
誕生8ヶ月にして実の母を亡くしたフレーベル、4歳の時にやって来た義母に初めは可愛がられましたが、その後子どもが2人出来てからは自分には愛情を注いでは貰えなかったとのこと。厳格で忙しい父親はどういう理由からか彼を女の子の学校(当時男と女は別れていた)に通わせたということで、10歳に叔父(実母の兄で暖かくおだやかな牧師)の家に引き取られるまで孤独な子ども時代は続いたようです。
そんな中チューリンゲンの森だけが彼の孤独を癒してくれたようで、その後のフレーベルの自然の中から全宇宙の真理を見出すような哲学的思考へとつながっていったようです。また、フレーベルは父親も叔父も牧師だったことなどからキリスト教の影響を多く受け、自然の中にも神をみていたようです。そして、フレーベルが幼児を後々まで精神的、内面的に捉え、神性を宿すとした理由も、こうした彼の独自な生い立ちが影響していたのでしょう。「さあ、わたしたちの子どもらに生きようではないか!」という言葉はフレーベルの好みの標語だったそうですが、これも子どもに対する尋常でない思い入れが窺えます。
〈幼児は遊ぶことが教育〉
フレーベルは進学する経済力がなかったため15歳から様々な職業に就きましたが、23歳には偶然的に学校の先生にもなりました。いく度か大学に行くほど学問に対する熱意があり、また、ナポレオンと戦う義勇軍にも参加するほどの愛国心も強かったようです。
こうした中、職業の一つとしてなった教師でしたが、その経験は彼の心を熱くしたようで、そのころにフランクフルトにいたペスタロッチに出会ったことは、後の生き方を決定づけ、小学校の設立、不朽の名著といわれる『人間教育』の執筆、そして、晩年には幼児教育に関心が進み、幼稚園を作り、講演や募金活動をしながら幼稚園をドイツ全土に広めます。フレーベルはこの『人間教育』の中で「遊びは幼児の最も純粋な精神的なあらわれ」で、「幼児が熱心に遊びに没頭し、十分遊んでは疲れてよく眠っている様子は、最も美しい姿」と言い、幼児教育の根本は幼児を遊ばせながら導くことと説いています。
また、この著書には幼児に絵を描かせたり、歌を歌わせたりすることは、それが画家や歌手にさせるためではなく、それが人間として育つために重要だからだと説いています。つまり、幼児期に遊ぶことが大事だとする理由は、人間として育つためであって、これは今でいう早期教育の否定を示唆していると言えます。(エバーハートさんの話や荘司雅子著『フレーベルの生涯と思想』を参考に書きました。) 柿田友広
写真 上から
1、フレーベルの生家の前で
2、天井や床は当時のまま
3、生家の向かえにはお父さんが牧師をしていた教会がある
4、雪でおおわれたオーバーヴァイスバッハの町
私たちは先ずドイツの南部バイエルン州のニュルンベルクで毎年行われているおもちゃ博覧会を見てまわりました。ネフ社など馴染みのメーカーのブースに行ったり、新商品を見せてもらったり、充実の3日間でした。
そのあと幼児教育の創始者として世界的に知られているフレーベルの足どりを訪ねました。
〈幼稚園発祥の地を訪れて〉
2月5日、私たちは旧東ドイツ、チューリンゲン州のバート・ブランケンブルクにあるフレーベル博物館を訪れました。ここはフレーベルが初めて作った幼稚園があった場所で、建物は当時のまま残っていてそれが今は博物館になっています。フレーベルが使った当時の貴重な恩物(ドイツ語でシュピール・ガーベ、英語ではプレイ・ギフト)のオリジナルも展示されています。私たちは博物館管理官の女性ロクシュタインさんと他の学芸員さんにお話を聴きました。
フリードリヒ・ヴィルヘルム・アウグスト・フレーベルFriedrich Wilhelm August Fröbel(1782年 - 1852年)は、初等教育の祖といわれるスイスのペスタロッチの元で2年学び、彼のやり方をより小さい子供たちの教育に当てはめ、このバート・ブランケンブルクにKindergarten=子どもたちの庭という今や世界共通語にもなっている教育的コンセプトを実践的に展開していきました。
フレーベルは幼児の心の中にある神性をどのよう伸ばしていくかと考え、子どもは全てを持っているが発展の途中であり、大人はそれを引き出す手伝いをするのだと考えたようです。そのためにかれは幼時期の教育内容としてA遊びを中心にすることと、B植物を育てること、の大きく2つの事を提唱し、早期教育は否定しました。
〈遊具の提唱〉
フレーベルはAの実現のため子どもが遊ぶ中に恩物という遊具を使うことを提案しました。20種類ある恩物のうち1番は毛糸のボールです。球体は自然界における完全な物と考えていたようです。そしてこのボールは3〜4ヶ月の赤ちゃんが認知するために大事なものだということです。2番以降前半の大部分は幾何学的な構成玩具ともいえるもので、これらで人生の形(レーベンスフォルム)の構造が理解できるとしていました。(後半10番以降の恩物には、縫う、描く、編む、織る、砂遊び、粘土遊び、日本の折り紙のような物が含まれていますが、今回は前半の話を中心に聴きました。)恩物とは直訳すれば「遊びの賜り物」、すなわち遊具やおもちゃの原点といえるものではないかと私は解釈しています。
〈園庭に対する考え方〉
またフレーベルは庭師が植物の本性に従って水や肥料をやり、日照や温度に配慮し、また剪定するように、教育者も子供の本質に従ってその成長を保護し、助成するように働きかけなければならないと主張しました。
さらに、そういう思想からフレーベルは、花壇や菜園や果樹園からなる庭を園庭に必ず設置すべきとし、Bの実現、植物を育て自然を観察し、自然に関わることを推奨しました。そこから彼のKindergarten=子どもたちの庭、日本語ではなぜか幼稚園という名称が生まれたのですね。
〈その後の展開〉
フレーベルはこの幼稚園を両親のための場所とも考えていたようで、遊びを説明したり、歌集を作って歌を教えたりしていたということです。さらに幼稚園の教員養成も積極的に行いました。
1840年、世界初の幼稚園が開設されると、これを皮切りに、プロイセン全土に幼稚園が拡大していったそうです。日本はまだ江戸時代、やっと黒船が来て、近代が始まろうとする時代です。
一番下の写真はフレーベルがこの場所に作った当時の幼稚園の全貌。この建物の上に園庭が見える。今の園庭というより菜園のような感じだ。園庭は運動をさせるためにあるわけではないようですね。
この記念すべき地でこうした説明を聴き、参加者の中には感激で涙を浮かべる方もいました。(ロクシュタインさんたちの話とWikipedia等を参考に書きました。)
1、博物館外観
2、入り口に置いてあったポスター
3、皆でお話を聴きました。
4、同上
5、恩物 1番と2番
6、同じく3番とそのパターン表
7、恩物 5番
8、プレイルームに置いてあったそのほかの恩物
9、ジーナ社の構成玩具。手前右はフレーベル恩物。ほかのも恩物の流れを感じる。
10、それのパターン表
11、フレーベルがこの場所に作った当時の幼稚園の全貌。丘の上に園庭が見える。今の園庭というより菜園のような感じだ。赤い屋根の建物が園舎、今は博物館。
場所:今年は会場を普段はアート系映画のミニ・シアターとして有名なサールナートホールに移しました。静岡駅から歩いて2分位の立地が嬉しいです。
朝9:10頃から並んでいる方もいらっしゃいました。
ロビーでは関連の書籍を販売。
ゲームの体験コーナーも、
ハバ社のトラウムラントやデュシマ社のプレイキューブを展示するコーナーも設けました。
今年の保育セミナーはグリム童話やケストナーなどの翻訳家で、平和運動家としても知られる池田香代子さんと、金沢市の龍雲寺保育園の園長木村昭仁さんを講師にお招きしました。
池田さんは最初に日本の江戸時代の子育てについてふれ、当時は親子が和気あいあいとしていたことや、父親も子育てをしているなど素晴らしいものだったという話をしました。浮世絵などからそうしたことが判り、それが西欧に伝わり、子どもは厳しく育てるべきとしていた風潮に変化をもたらしたとのこと。フレーベルの考えなどはそういう状況の中から生まれたものだと話されました。
そして、グリム童話の話や『世界がもし100人の村だったら』を出版するにいたった経緯など話され、さらに、世界の核兵器のことに話が及んでいき、それに関したインパクトのある映画を見せて下さいました。
最後に『世界がもし100人の村だったら・子ども編』も朗読してくださいました。
木村さんは午後の眠気覚ましにと、いきなりちょっとしたワークショップをされた後、龍雲寺保育園の保育の実際を撮影した40分のビデオを見せながら話をすすめられました。
幼児にとって遊び=教育であること、子どもが遊べる環境を物的にも人的にも整えてこられたこと、生活のことなどを、すごく楽しそうに語られるのが印象的でした。(このビデオはDVDとなって売られています。1,575円)
この後、百町森の相沢康夫と対談形式で遊びをどう豊かにするかに話が及ぶ中で、木村さんは子どもたちを割烹屋さんに連れて行って料理を教えてもらったことや、運動会を楽しくする「オリンピック新聞」の話など、こちらも資料映像を見せながら具体的に解りやすく話されました。
さらに参加者からの質問にも答えていかれる中で、片付けが遊びの延長の中でされることなど、遊びを中心に据えた保育の真髄ともいえる話も出てきて、素晴らしく充実した時間になりました。
この後、毎年恒例の抽選会をしました。
長い休憩の後、柿田はフレーベルツアーについての報告をしました。
(映像はフレーベルの生家の前で)
相沢は恒例の積み木ショーをしました。(映像は木(ハニカム)で木を作っているところ)
7月21日(日)に開かれる「保育セミナー2013 in 静岡」の特設ページを公開しました。
今回はいつもとちょっと雰囲気を変えて、スライド形式にしてみました。
今年の「保育セミナー in 静岡」のチラシと、複数の方の分(10名まで)を一括でお申し込みいただける申込用紙ができました。ダウンロードしてご利用下さい。
今年の保育セミナーの報告です。写真がいっぱいの楽しい内容です。写真をクリックすると大きくなります。下のリンクをクリックすると、PDF版がダウンロードできます。
PDF版(seminar2012.pdf)2007年に柿田が訪れたドイツの旅の写真を掲載しました。2013年保育セミナー海外版の参考にご覧下さい。ただし、写真でご紹介している場所すべてを訪れるわけではありませんので、ご了承下さい。
- デュシマ社(シュトゥットガルト):×
- 幼稚園(シュトゥットガルト):×
- フレーベルセンター(ドレスデン):◎
- フレーベルセンター付属の幼稚園(ドレスデン):◎
- フレーベルが建てた小学校(カイルハウ):△
- フレーベルミュージアム(バドブランケンブルク):○
- フレーベルのお父さんの教会(オーベルヴァイスバッハ):○
- フレーベルの生家(オーベルヴァイスバッハ):○
- 「おもちゃフェスタ」なるものを開いた城(シュヴァイナー):×
- フレーベルのお墓(シュヴァイナー):×
- ジーナ社(ノイハウゼン):◎
- おもちゃ博物館(ザイフェン):◎
- 作家さんの工房(ザイフェン):△ザイフェンを半日観光
- ケストナー博物館(ドレスデン):△ドレスデンを半日観光
- フラウエン教会(ドレスデン):△ドレスデンを半日観光
◎は訪れます。○は訪れる予定、×は訪れない予定です。△はまだ決まっていないか、自由時間の中で行けるかも、と言う感じです。ただし、やむを得ない事情で、予定が変更になる場合もございます。ご承知置き下さい。
2011年のドイツ&ハンガリー研修、2012年のおもちゃ博&シュタイナー幼稚園研修に続いて、保育セミナー海外版を行います。行き先はドイツ。
今回は、ニュルンベルクで開かれる世界最大のおもちゃ博に行った後、幼児教育の創始者フレーベルのふるさとを訪ね、フレーベル幼稚園の見学、フレーベルセンターで研修、締めくくりにおもちゃ発祥の地のひとつ、エルツ山地のザイフェンを訪れ、おもちゃ美術館でおもちゃの歴史を学ぶという充実した内容です。
フレーベルゆかりの地を訪ねる企画は、戦前・戦後とフレーベル関連の商品化を手がけてきたSINA(ジーナ)社にお願いしました。ジーナ社は初めてフレーベルの恩物を作ったフィッシャー社の工場長をしていた方が創業者です。世界で最もフレーベルに通じている会社といえます。今回ザイフェンの隣町ノイハウゼンにあるこのジーナ社も訪ねます。フレーベルの歴史をたどり、功績をキチンと学べる会になることと思います。とは言っても、最後の2泊は古城ホテルの宿泊(相沢が宿泊した時の写真)などという遊び心もたっぷりある企画です。
交通手段や主な宿泊施設に関してはJTBに依頼しました。羽田発ANAの最新式の飛行機に乗る予定です。ドイツ国内の交通はバスが基本ですから、大きな荷物を持っての移動が少ないです。ドイツでめいっぱい楽しむために帰りはルフトハンザ航空で成田着となります。安心安全な旅を楽しんでください。
- 日程:2013年2月1日(金)〜11日(月)
- 参加費:税込385,000円(研修費、現地空港税、燃料サーチャージを含む)
(10月1日までにご入金の方は375,000円) - 募集締切:2012年12月28日
- お申し込み方法:ご参加申込み及びお伺い書(PDF形式)をダウンロードして、ご記入の上ファックスして下さい。
詳細は百町森保育セミナー海外版チラシ(PDF形式)をご覧ください。
下の写真は、柿田がフレーベルセンター(ドレスデン)主催の研修会に参加した時の様子です。今回の研修でも、同じ場所を訪れる予定です。そのほかの写真
フレーベルセンター
ドレスデンにあるフレーベルセンター。ここではフレーベルの考えに基づく教育講習会などを幼稚園の先生のために開いています。
フレーベルセンターの方が、フレーベルの哲学やガーベ(日本では恩物と訳されています)の意味などを説明してくださいました。
手前がフレーベルのガーベ Gabe、奥はガーベの次に大事なものということでフレーベルが取り上げたもの。折り紙もありました。
フレーベルセンターの幼稚園。裏は広い庭になっていて、まさにキンダーガーデンと呼ぶにふさわしい。男の子が折り紙のプレゼントを持ってきてくれました。
幼児の部屋。左側は、ゲームをしたり絵を描いたりするための机があり、右側は床で積み木を遊ぶ空間。
フレーベル・ミュージアム(バド・フランケンブルク)
看板にはフレーベルの横顔のシルエットの中に、子どもが遊ぶ構図。
ここは、フレーベルが開いた世界で最初の幼稚園。整備されて博物館になっています。
フレーベルの生家
フレーベルの生家。
フレーベルのお父さんが牧師をしていた教会。私たちはここでしばらくパイプオルガンの演奏を楽しんだ。
ザイフェンのおもちゃ美術館
「おもちゃ発祥の地」ザイフェンにあるおもちゃ美術館。貴重なコレクションを見ることができます。
フェイスブックのアルバムでご紹介しています。
研修旅行中にお立ち寄りいただくこともできます。
- 店内やプレイオンをご覧いただけます。
- 相沢や柿田が遊びや絵本、おもちゃについてレクチャーいたします。
- 7mまでのバスなら、店の駐車場に駐車可能です。
- 月曜・火曜の定休日のご来店も大歓迎です。
もし、日程的に許せば、定休日の月曜・火曜においでいただけると、ゆったりご覧いただけます。定休日でも、店長の柿田や営業の相沢が対応いたします(出張など先約がある場合はお知らせします)。
どうぞお気軽にご相談下さい。
セミナー全体のお申し込み人数(定員250名)
- 約210名(5/23)
- 約190名(5/17)
- 170名弱(5/12)
以下の分科会は、定員に達しました。
- 午前 D:サルのぬいぐるみ(講師:さとうゆきこ)
- 午後 H:サルのぬいぐるみ(講師:さとうゆきこ)
申し訳ございませんが、上記の分科会以外をお選びください。
2010年、2011年と、大好評を博したG3保育環境研究会の保育実践講座が、ついに「保育セミナー2012 in 静岡」の全体会に登場します。ぜひ講師の先生方への質問をお寄せ下さい。質問用紙(PDF形式:463KB)もございます。こちらの〆切りは6/15です。
百町森では、毎年7月保育セミナーを開いています。今年は「遊ぶ力、学ぶ力」をテーマに、素晴らしい講師の方々をお迎えして、開催いたします。みなさまのご参加を心からお待ちしています。
「学び、そして創る」
子どもの成長を助ける豊かな環境作りにむけて
18世紀のスイスの教育実践家ペスタロッチは初等教育の功労者として知られていますが、「教育とは、愛することと手本を見せること」と言ったそうです。ペスタロッチの下で2年学んだドイツのフレーベルは幼児教育の創始者です。彼は、幼児期は遊びを中心にした教育がされるべきだと考え、いくつもの遊びを提案しました。積み木の原点ともいえるガーベ(ギフト)は、後にフランク・ロイド・ライトやバウハウスに影響を与えたと言われます。
偉大な創造も、まずは「学ぶ」ことから始まりました。今回の保育セミナーは「創る現場」を見ることのできるライブ感あふれる学びの場になりそうです。ここで学び吸収したことを、皆さんの保育に活かしてくださることを望んでいます。
百町森代表 柿田友広
開催概要
- 開催日
- 2012年7月15日(日)16日(月・祝)
- 会場
- 静岡県総合研修所もくせい会館
- テーマ
- 「学び、そして創る」
- 講師
- 若月眞知子: ブロンズ新社代表・編集長
- 沖本敦子: ブロンズ新社編集部
- 森本信也: こどもの杜ゆたか園(三重県)園長
- 大西宏幸: 柳町園(大阪府)園長
- 浅香聡彦: 大徳保育園(石川県)園長
- 志賀口大輔: なごみ保育園(静岡県)園長
- 中島澄枝: 名古屋コダーイセンター理事
- としくらえみ: キンダーライム主宰
- こまのたけちゃん: 伝承遊び芸人
- さとうゆきこ: ゆっこ・とい主宰
- 参加費
- 10,000円(税込): 宿泊費・食事代は含みません。
- 定員
- 250名(先着順): お申し込みはご入金順に確定されます。
- 主催
- 百町森
今年の「保育セミナー in 静岡」のチラシと、複数の方の分(10名まで)を一括でお申し込みいただける申込用紙、全体会を受け持って下さるG3保育環境研究会の先生方への質問用紙ができました。どうぞ、ダウンロードしてご利用下さい。
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