2023年4月30日(日) | 14:00-15:00
【終了】はじめての「放散虫」ワークショップ
4月30日は、放散虫の日!※4(フォー)と30(さんじゅう)で放散虫
午前中のライブ配信をご覧いただけます
「ほうさんちゅう(アリス館)」より
「放散虫」ってなに?
5億年前の古生代カンブリア紀からいる、原生生物の一群です。現在の海にも生き続けている単細胞生物で、シリカ(SiO2)の殻を持っています。 形が放射状に広がるものが多いことから「放散虫」と名付けられました。
小さいことで「虫」とついていますが、昆虫や節足動物ではありません。どこの海にもいますが、アメーバ状の体を含めても3mmもないので、気づかないかもしれません。 ガラス質の硬い骨格は、死んだあとも壊れずに海の底につもって化石になります。右の写真も化石です。これまでに1万以上の放散虫に種名がつけられています。
はじめての「放散虫」ワークショップ
(2021年5月フォッサマグナミュージアムでの放散虫トランプWSの模様)
「放散虫の日」を記念して、放散虫研究の第一人者松岡篤先生をお招きします。 放散虫についてのお話や解説、グループを分けて、放散虫トランプを使ってゲームをするワークショップを開催します。
恐竜と同じ時代から、今もなお進化を続ける「放散虫」について、この機会にその魅力を知ってみませんか?夏休みに向けて新しいことを知るチャンスかもしれません。おひとりでの参加も大歓迎です。
参加者には「放散虫カレンダー」をプレゼント!
ポスター的なカレンダーです(税込550円、A2判)。ご家族で参加の場合は、一家族に1点となります。
当日は放散虫グッズも販売
放散虫トランプ
放散虫クリアファイル(A)モノクロ(電子顕微鏡)
放散虫クリアファイル(B)カラー(光学顕微鏡)
放散虫マスクケース
当日11時からライブ配信もやります
また、同日11時から、松岡先生に出演していただいて、放散虫についてのライブ配信(Instagram、YouTube、Facebook、Twitter)も予定しております。こちらはどなたでもご覧いだだけます。
プロフィール:松岡篤(まつおかあつし)/新潟大学
1958年兵庫県生まれ。アンモナイトの研究者を目指して大阪市立大学に入学。 在学時に放散虫の研究が日本の地質の認識を大きく変えた「放散虫革命」に遭遇し、放散虫研究を開始する。 プレートテクニクス分野の付加体研究で理学博士の学位取得。1987年新潟大学講師に着任、助教授をヘて2002年より教授。 2014-2017年国際放散虫研究者協会会長をつとめる。2019年に「ほうさんちゅう −ちいさな ふしぎな 生きものの かたち−」(アリス館)を出版。
店内にて「太古のロマン展」を開催
今回のイベントを機に、「ほうさんちゅう」(アリス館)の本を中心に、放散虫グッズや、恐竜・宝石・鉱物の本などを店内で展開します。
- 名称:
- はじめての「放散虫」ワークショップ
- 開催日:
- 2023年4月30日(日)
- 時間:
- 14:00-15:00
- 場所:
- 百町森あそび村
- 料金:
- ひと家族500円(大人の方のみでもOK)※内容の都合上小学生以上が対象です。