20 百町森は、近所のおじさんおばさん

95年の暮れ、ウィンドウズ94が発売され、秋葉原でそれを買おうとする人の長蛇の列がテレビに映され、「やがてインターネットの時代が来る。」と、テレビの解説者が言っていました。そして、それが百町森にどれほど関係があることかは、まだ全くわからず、川島とほぼ同時にスタッフに加わった佐々木が「百町森のホームページを作らせて」と言うので、「どうぞ、どうぞ。」と、面白がっていました。

百町森は創業の翌年からほぼ毎月『コプタ通信』を出していたので、ホームページに出すネタには事欠きません。そして、これが結果的には、凄い事だったのです。ミニコミ的な話題が一気に全国の人に注目され、マイナーが突如、メジャーになったと、その時私は感じました。やがて、メールで注文が来るようになった時、『パパのめり込み度…』で通販のシステムが出来ていた事と、気持ちも鍛えられていた事は、本当によかったと思います。でも、メールで質問が来ることには、私は、なかなか慣れませんでした。実は、今も苦手であり、それにはほとんど電話で答えています。私はお店に来てくれるお客さんと話すのが好きなので、その感覚で遠くの方とも接したい訳です。

でも、静岡という地域に根ざしたいと絶えず思っていた私ですから、全国規模の通販には、やっぱり後ろめたさがありました。ところが、不思議です。百町森が全国的に有名になったことで、最近、逆に地域にも支持されてきている様なのです。それに、最近は、近所の人でも、ホームページで下調べしてお店に来るので、会話を0から始めなくてよいのです。これって、実は私が店を始めた頃に、もの凄く望んでいたことだったのです。

シンプルな望みがハイテクを駆使したことで、25年たった今、実現しようとしています。地域とネットは相反してなかったという事でしょうか。もしそうなら、この地域的な力で全国のお客さんと関係を持とうとする事は、あながち悪い目標ではないなと最近思うのです。あそこに行けば(実際には行けなくても)、相談ができる、温かい(!)おじさん・おばさんがいると言う様な、何かこの、ご近所付き合いの様な事が全国規模で出来るんじゃないかって。今後、ますます、ネット社会が複雑になると、確かに、片方では数字だけで動く世界が進むかもしれないけど、逆に反作用で、こんな人間的なことがより価値を持つんじゃないんでしょうか。もともと、百町森が扱う本もおもちゃも、人間的ですものね。(連載はこれにておしまい。お付き合い有難うございました。)

(コプタ通信2005年12月号より)

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