百町森お店日記:その20『ヒンメリ』
あと2ヶ月ほどでクリスマスですね♪
百町森では展示がツリーやサンタクロースに替わったり、アドベントカレンダーのご注文が増えたり・・・
じわりじわりとクリスマスらしくなってきました!
すでにクリスマスを心待ちにしているお子さんも多いのではないのでしょうか?
とはいえ、クリスマスまではやっぱりまだ少し時間があります。
そんなときは、クリスマスの飾りをゆっくり手作りして楽しむのもおすすめです。
「ローズウィンドウ」「トランスパレントスター」「キャンドル作り」・・・いろいろ手作りの飾り がありますが、私のイチ押しは「ヒンメリ」です。
ヒンメリは麦わらを使ったモビール。フィンランドのの伝統的な装飾です。
冬が長く厳しいフィンランドの人たちは、ライ麦の藁をモビールにして食卓に飾り、
翌年の豊穣と暖かい太陽を心待ちにしていたそうです。収穫したばかりの藁には穀物の精霊が宿り、幸せを呼ぶ力があると信じられていて、ヒンメリを通して天からの光を感じていたんですって。なんだかロマンチック!
いつしかそれがクリスマスの飾りとしての意味合いを持つようになり、フィンランドでは今でもツリーに飾られる装飾となっています。
「サンタクロースと小人たち」の中にも登場するし、あのiittalaのデザインにも採用されています。
幾何学模様がモダンでうっとりするくらい美しいのですが、どこか素朴さもあるのがヒンメリの魅力。 そして、このヒンメリ本体だけではなく、実は壁や床に映った影も素敵なんですよ♪
自分で作るのはちょっと難しいかな・・・と躊躇してしまいそうですが、実はとっても簡単。
麦わらを必要な長さに必要なだけ切って、あとは一筆書きの要領で糸を通していくだけ。
小さなパターンならストロースター用の麦わらで作ることができます。
私も昨年、星のパターンを作ってみました。お店に飾ってあるので、ぜひご覧になってみてくださいね♪
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