暮らしのあれこれ 27 フード・ルール

フード・ルール
人と地球にやさしいシンプルな食習慣64

マイケル・ポーラン著 ラッセル・秀子訳 1300円(税別)

著者はアメリカで活躍するジャーナリスト。彼は複雑になってしまった現代の食を憂います。
私たちは大きな自然界の食物連鎖の中で生きています。この事を無視することは出来ません。不自然な食生活で健康を害するということは同時に環境も害しているということなのです。
複雑になってしまった食をどうするか。それに対する答えが本書です。彼の答えは単純です。
「本当の食べ物を、植物中心にほどよい量だけ食べる!」

64のルールは3つの章に分かれています。
第1章何を食べる? 
第2章どんなものを食べる?
第3章どう食べる?
この3つをまとめてルールに整えた事に感動しました。
私は第3章の44「食費を増やし食べる量は減らす」と60「特別なごちそうは特別な日だけに食べる」を我が家の食のルールにしたいと思いました。
そして素敵なのは64番目のルール。「たまにはルールを破る」です。
年の初めに我が家の食のルールを作ってみませんか?食べ方は生き方ですね。

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