暮らしのあれこれ 30 脱原発&ひがしにほんに本をとどけよう!

『・・・・わかんないなあ。とにかく、原発はやめようよ。一気には無理でも、5年か10年の間には全廃だ。こんど国政選挙をするときには、それを最大の争点にしなくっちゃ。で、その結果、電力がこれまでの7割くらいしか作れないというのなら、いいじゃないか、それで暮らせる身の丈サイズの経済や生活の仕組みにすれば。中略・・・・』っていってました。
そんな中4/24(日)アースデイに浜岡原発を考える菜の花パレードが静岡市の青葉公園でありました。次回は6/11浜岡です。皆さんも是非参加して下さい。詳しくは、http://parade-hamaoka.com
ひがしにほんへ本をとどけようと呼びかけをさせていただきましたところ、多くの方から、たくさんの絵本、児童書が届きました。皆さんご自宅の絵本ばかりではなく、お友達に声を掛けて下さったり、また、高校の先生が部活の生徒さんに声を掛けて集めて下さったりと、輪が広がりありがたく思っています。本当にありがとうございます。また、カンパにも気持ちよくご協力くださりありがたく思っています。
さて、集まった本はさっそく、4/21岩手県下閉伊郡山田町の保育園2園に届けさせていただきました。(すぐに使えるよう年齢別に分けて持ち手を付けた箱に入れてお送りしました。写真)町に9つある他の保育園には、名古屋、東京、京都など同じ活動をしている仲間のところから送っていただきました。
百町森が山田町にお届けすることになったのは、百町森の岩手県在住の会員さんのKさんからの提案でした。Kさんご自身も地震の被害者ではありますが、内陸なので大丈夫ということで、津波の被害が甚大な山田町に本を送ってほしいとの情報が人づてに伝わり、今回に至りました。山田町は、ライフラインもとぎれ、電話がつながるようになったのもほんとに最近のようです。その内いくつかの園からはお礼のお電話をいただき恐縮しました。津波がせまって来て子どもを連れて逃げたら、今度は火の手がせまって来て…という話は電話を通してとはいえ直に聞くとこちらも震えが来ました。
被災地の様子は日々変わっています。プロジェクト全体としても、今までは避難所にお届けしていたものが、保育園、学校、あるいはもっとちがうところへと変化していくことになるだろうと思います。現地の方と相談しながら進めいていきたいと思います。
百町森でお預かりしました、本やカンパについては、まだ集計中ですのでもう少し後でご報告させていただきます。