2011年8月に書かれたブログ

2011年8月30日 16:59

フレーベルのお墓

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ジーナ社に招かれてドイツに行っている相沢から写真が届きました。

フリードリッヒ・フレーベルのお墓です。上から、球、円筒、立方体の3つが重なっています。「恩物」の第2遊具に入っている形状です(本当は相沢に語らせるのが一番いいのですが)。

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保育セミナーの会場で手作りしたうさぎと、有志によって作られたあそボールは、岩手県下閉伊郡山田町の大沢保育園にお届けすることが出来ました。
大沢保育園さんは震災後、百町森から初めて(4/21)絵本をお届けした保育園です。
その時こちらが持っていた情報は役場で教えていただいた旧住所と

  1. 津波で園舎が流された 
  2. 電話はまだ復旧していない
  3. 元の住所にお送りすれば荷物は必ず転送される。
ということだけでした。
取りあえず、本棚代わりに持ち手のついた箱に絵本を入れて2箱お送りしました。簡単に移動できるし、子ども達や先生が手に取りやすいと思ったからです。はたして、この絵本はお役に立っているのか、迷惑なのか全然わかりませんでした。その内、本が過剰になっているという情報も流れて、本の募集を打ち切りました。その後、何をするのがベターかこちらから手紙を出しました。すると大沢保育園の園長先生はすぐにお返事を下さいました。そして、乳児にはうさぎのぬいぐるみ、幼児にはあそボールを園児分お届けすることになったのです。一方通行ではない関係ができたことがなによりうれしいです。


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うさぎには、それぞれメッセージもそえられています
さて、私も、うさぎとボール一つずつ作りました。久しぶりのお裁縫でしたが、これがことのほか楽しくて(技術はさておき)、ちくちくはやっぱりいい!と思った次第です。


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被災地支援ワゴンセール 店頭にて開催中。8/31までの予定でしたが、引き続き開催しております。
お店に入らした際には是非ご覧下さい。適宜商品も補充しております。ちょいキズ、見本品、廃盤品など超お買い得です。一つ50円? 。
同じくカンパも受け付けております。
売上は全額、支援の為に使わせていただきます。よろしくお願いいたします。

みなさんはお子さんへのプレゼント、どのように渡していらっしゃいますか?
積み木や汽車、おままごとセット・・・包装紙でラッピングされたものを 「はい、どうぞ!」と渡すのが一般的ですよね。
でも、お人形については、もっと違う渡し方をおすすめしたくなる出来事がありました。

先日、お子さんにベビー人形をとお考えのお客さまがいらっしゃいました。
実は前にも「ソフトベビー」をご購入いただいたそうなのですが、お子さんが怖がって 一切遊んでくれず、泣く泣く返品されたとのこと。それでもご自宅の別のぬいぐるみ等でお世話ごっこをしているので、 やっぱりベビー人形が必要なのでは・・・とご来店くださったそうです。

お話をしながらお子さんを見ていると、百町森のソフトベビーは平気な様子。
ベッドに寝ているソフトベビーをみて「赤ちゃん、目つぶってるね」なんて言いながらお布団をかけなおしたりしてくれています。 そのあと、ミニバギーに乗せてお散歩もしてくれたんですよ。

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↑すやすや眠るベビーちゃん        ↑黒人の子も人気です♪

同じソフトベビーなのにどうしてなんでしょう??

お話を聞いてみると、ソフトベビーをプレゼントした際に、「ラッピングの包み紙の中から 出てきた赤ちゃん」にびっくりしてしまったそうなのです。 それ以来まったく遊んでくれなかったんですって。

そういえば、売り物のソフトベビーとジルキー(ビニール袋に入っているもの)を見せて、「どっちが好き?」 と聞いても全然興味を示してくれなかったのに、お店の見本のソフトベビーは一緒に遊んでくれています。
よく考えてみれば、赤ちゃんがビニール袋や包装紙にくるまれて出てきたら「え?おかしい!」って大人だって思いますよね。

百町森では「お人形を家族の一員として扱う」ということをお薦めしています。 名前をつけて呼んであげたり、おもちゃ箱に片付けるのではなくベッドに寝かせてあげたり・・・ひとりの家族としてみんなで接してあげるのがとっても重要。
今回のことで、お人形との出会い方もとても重要なんだなぁ・・・・と改めて気づかされました。

結局そのお子さんには、ソフトベビーをビニール袋から出した状態で手渡すことに。「一緒に帰ろうね」と言って、大事に抱っこして帰ってくださいました。
気に入ってもらえて良かった!

2011年8月20日 13:26

震災支援 店頭ワゴンセール

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見本品やちょい傷ものなどの訳あり品を置く小さなコーナーを作りました。売り上げは全額、被災地支援のために使わせていただきます。

売れるたびに補充していきますので、商品もちょっとずつ変わっていきます。

ご来店の際には、のぞいてみてね。

7月は電灯がマイナス26.7%、動力(エアコン)がマイナス40.9%、トータルでマイナス32%でした(前年同月比)。これまでの対策を引き続き行っています。

89095.jpg 自炊男子「人生で大切なこと」が見つかる物語
佐藤剛史著 1400円(税別)
作者は「ここ、食卓からはじまる生教育」、「すごい、弁当力」など食と生に関わる著作が多数あり、大学ではじめて「弁当の日」を導入した九州大学農学部の先生。エッセーと思いきや作者は「小説です。フィクションです」と言い切ります。初めての小説に挑戦したそうです。自叙伝的要素が強く、ストレートなメーセージが伝わってくる青春物語です。自炊女子にもおすすめします。


20110802215647.jpg さて、夏休みがはじまりました。今年は震災の影響で、各地それぞれいつも通りの夏休み、というわけではないようです。我が家の大学生の自炊男子もいつもより遅い夏休みのスタート。ようやく帰省しました。一人暮らしを始めて二年目。自炊生活のあれこれをデジカメに撮りためて、楽しそうに見せてくれました。食は生活の基本。生きていくうえで放棄することのできない大切なこと。自炊しながら、学んだことがたくさんあっただろうなあと思います。そんな彼が作ってくれた昼ごはん。ごまだれで食べるソーメン。錦糸卵までついてあっぱれです。とてもおいしくいただきました。


そんな彼が教えてくれた、お勧めの1品をご紹介します。本当においしいので是非おためし下さい。
ごぼうの竜田揚げ

  1. ごぼうを5?6cm長さの4つ割にして水にさらしてアクをぬく。
  2. 酒と醤にしばらく漬けて、片栗粉をまぶす。
  3. 油で揚げて出来上がり。
ゴーヤでも同様においしいそうです。マヨネーズを付けて食べるのがお勧めです。




ひがしにほんに本を届けよう 報告

先月、仙台の「あゆむネット」経由でSさんに託した絵本は、石巻、東松山で津波で自宅を失ないアパートや仮設住宅に入居されたご家族に届けられました。(小さなお子さんを抱え、仮設住宅完成まで待てず、自力でアパートを探される方が多いようです)
Sさんが絵本の間に文具などもはさんでお届け下さり、とても喜んでいただいたそうです。

CIMG2711_2.JPG P1100572.JPG 百町森保育セミナー会場で、20羽のオーガニックコットンのスキップうさぎが誕生しました。元スタッフのTちゃんが生地を裁って、うさぎ本体のミシン掛け、会員のSさんと小学生のお嬢様が耳の部分作って下さいました。当日は榛地先生の指導の下、大勢の参加者の方の手により羊毛を詰め、耳を付け、目と口を刺しゅう。メッセージカードも書いていただき無事完成しました。準備から完成まで大勢の方のご協力本当にありがとうございました。まだ、送付先は未定ですが被災地で心細い毎日を送っている小さなお子さんに送らせていただきます。

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