ランドルフさんの伝記、もうすぐ発売します。
5月半ば、アレックス・ランドルフさんの友人であり、カードゲーム「ロッカ Rocca」の作者でもあるトゥルーリ・オカモチェク氏から、1冊の洋書が送られてきました。タイトルは「Alexander Randolph Die Sonnenseite アレクサンダー・ランドルフ 陽のあたる場所」、副題は「Fragmente aus dem Leben eines Spielerfinders 一人のゲーム作家の人生の断片」。そう、私たちの敬愛するゲーム作家アレックス・ランドルフさんの伝記でした。
タイトルのところには、なんと私宛のサインが!うれし?い!
この本はランドルフさんの生誕90周年を記念して出版されたもので、ニュルンベルクのゲーム博物館では記念展覧会も開かれ、誕生パーティーも開かれたそうです。オカモチェク氏はそれに誘われて出席してきたそうです。
作者のフィリップ・エヴラール Philipe Evard さんとは、2007年のエッセンでお会いしています。ドライ・マギア社のブースで、リュッティンガーさんに「アレックスの伝記を書いている」と紹介されたのを覚えています。あれから5年経って、ついに完成したんですね?。著者のエブラールさんも、そして版元のドライ・ハーゼン社も、ものすごい粘り腰で、素晴らしい仕事をされました。これもランドルフさんへの熱い想いがなせることだと思います。
内容は全てドイツ語!でも、ゲームや試作品、ランドルフさん自身の写真が、たくさん使われていて(ほとんど全ての見開きごとに、多くはカラー写真が)、眺めているだけでも楽しめる仕上がりになっています。
そして、先週ドイツから荷物が届きました。ドライ・ハーゼンに注文した「陽のあたる場所」です。ただ今、紹介の準備中です。ランドルフさんを愛する百町森ならではのオマケも付けたいなと思っています。お楽しみに。