桜もすっかり散ってしまいました。3月末に植えたジャガイモは芽が出はじめ、もうすぐ間引きです。この間の休日にはキュウリの種をポット蒔きしました。ほとんど、本をみたり、NHKの趣味の園芸をみたり、自分で作っている庭仕事覚え書きのノートで昨年のことを確認したりして、種蒔きの時期や苗の植え替え、間引きや追肥をしています。おおらかに植えて大丈夫な植物もあれば、植える時期がとても重要なものがあることを昨年学びました。白菜は8月の終わりまでには種蒔きを終わっていなければいけないようです。私は9月に入ってから種蒔きし、苗を植えたのは10月の終わりだったと思います。育ちはしましたが、葉っぱが全然巻いていない菜っ葉のような白菜になりました。白菜が綺麗に巻くかどうかは植えた時期で決まるようです。プロはそれぞれの地域や農家で決めている農事暦があるのですね。
バイオダイナミック農法をご存じですか?
「バイオダイナミック農法」は有機農法のひとつですがなかなか奥が深いです。私もほとんど解りませんが、なんだかおもしろそうです。植物の生長にはその植物のすぐそばの環境だけが関係するのではなく宇宙全体が関わっています。ドイツ人マリア・トゥーンさんらは40年以上にわたる精力的な実験から、宇宙全体が作物と深い関係をもっていることを実証してきました。そしてそれらの成果を農業に活かすために農事暦を毎年発行しているそうです。それを日本時間に合わせて製作し直した農事暦があります。今年の分ができました。
「種まきカレンダー2013.2?2014.4」です。
1,500円(税別)B5判 64pぽっこわぱ耕文舎監修 日本バイオダイナミック協会発行
このカレンダーを見ながら、農作業(播種、定植、収穫など)の予定を立てていきます。面白いのは時間帯まで指示があります。試しに4月18日を見てみました。午前0時?午後6時までは花菜の作業、午後6時?7時までは休耕、午後7時?12時までは葉菜の作業です。夜中もやるのかなぁ?って素朴な疑問です。ちなみに4月全体では定植適期は1日と15日?28日。太陽や星など天象に基づいた実用的のカレンダーです。
カレンダー以外には、放射能汚染について実践的な記述や今年の気象予測など、読み物としてふしぎでおもしろい内容です。