祝「だるまちゃん」50歳!
はじめまして、こんにちは!
スタッフの羊子です(^u^)
猛烈な大寒波の影響で、寒い日が続きますね?
冬でもわりと温かな静岡なので、この予想外の寒さにからだがついていかない日も・・・。
暖房の効いた部屋から、踏み出すのは勇気がいります。
こんなひ弱な大人をしり目に、外で元気に駆け回る子ども達が輝いてみえませんか?
キラキラ!
あんなに素足がニョキリ、寒くないのかしら(@_@;)
いやいや!勇ましい格好でも彼らはきっと寒さなんか吹き飛ばす力を持っているんだな?!
勇ましい素足といえば思い出すのは、加古里子さんの描く「だるまちゃん」。
赤色のずんぐりボディから手足がにょきり、冷静に見ると少々インパクトありますが、だるまちゃんとそのお友達の豊かな遊びの世界は、本当に魅力的です。
1967年2月号のこどものともで「だるまちゃんとてんぐちゃん」が発表されてから、今年でなんと50周年!
昨年の12月に新刊の「だるまちゃんとにおうちゃん」が出ましたので、シリーズは全部で8冊になりました。
シリーズの中で共通しているのは、日本各地の郷土玩具や伝説にヒントをえたユニークな姿のお友達が登場する事。
私自身も幼い頃は、「だるまちゃんとてんぐちゃん」がお気に入りでした。
細かい絵を1つ1つ見るのもワクワクしましたし、てんぐちゃんが持っているものと同じものを何でも欲しくなってしまう、だるまちゃんの気持ちがよ?く分かります。
また、昔ながらの遊びもたくさん描かれています。
大人たちが懐かしいと感じる素朴な遊びも、子ども達には新鮮に感じる事もあるのかもしれません。
けれど、子どもたちが友達同士の遊びの中で、経験する出来事や気持ちはどの時代にも共通しているのではないでしょうか。
時代が変化しても、変わらず愛されるだるまちゃんシリーズ、ぜひ子どもたちと楽しみながら読んでみてください!
ちなみに、「だるまちゃんとてんぐちゃん」の時とくらべて、「だるまちゃんとにおうちゃん」のだるまちゃんは、見た目も中身も成長しています。ちゃんとお兄ちゃんになってる!
昔からの読者の方も、きっと嬉しい気持ちになるのではないでしょうか(*^_^*)
【かこさとし展】開催中です♪ http://www.hyakuchomori.co.jp/blog_event/2017/01/laq-3.html
新刊の「だるまちゃんしんぶん」おすすめです!
「どうぶつしんぶん」(現在は絶版)と同じ形式で、季節ごとの4枚の新聞が入っている絵本です。