暮らしのあれこれ82 電力会社を選ぶことで意思を示しませんか
先月ご紹介した、送電料や新電力について知る「静岡県内リレー講演会」の第一弾が終わりました。私も参加しましたよ!
ただし、諸事情で第1部の大島先生のお話は30分しか、第2部の新電力会社のアピールも後半しか聞けなかったのですが、それでもいままで知らなかったっことがわかりました。いままで漠然としていたことが整理されて、次の行動へ第一歩を踏み出すことができそうです。
電気は自分で選ぶ時代
1つ目は、「電気は自分で選ぶ時代だ」ってことです。どの電力会社を選ぶのかは個人の自由です。基準は色々あると思いますが、私は原発に頼らない、再生可能エネルギーでの発電を選びたいと思っています。そんな思いを形にしてくださっている新電力会社がたくさん動き出しているのです。今回新電力5社のトークリレーを後半だけ聞きました。どの会社の方も高い志とやる気にあふれていて頼もしかったです。ちなみに、トークリレーされたのは
の5社です。百町森も私個人もこれからどこの電力会社に変えるか検討しているところです。新電力会社はこのほかにもたくさんあり、中には地域の自治体や企業が地域を応援する為に設立した会社もあります。皆さんもちょっと検討してみませんか?電力会社の乗り換え時の手続きも難しくはないし、また、元に戻すことも可能だそうです。
電力比較サイトというものがあるので、そこでご自分に合う電力会社を見つけることもできますよ。例えば「パワーシフトキャンペーン」は、再生可能エネルギーを重視している電力会社の情報が充実していて、参考になると思います。また、「エネチェンジ」は電気料金のシミュレーションをしてお薦めの電力会社を絞り込んでくれたり、口コミなども掲載されています。他にも電力比較サイトはあるそうなので、色々見てみようと思います。
託送料金(送電費用)について
2つ目は託送料金(送電費用)について。政府が、福島原発事故の賠償費用と原発廃炉費用を電気の送電量に上乗せしようとしています。この案は、東京電力救済を軸としているもので、関係者の責任がうやむやになってしまいます。また、電力自由化の趣旨にも反するもので、新電力が原発事故費用を負担することになる一方で、大手電力会社の負担が事実上大幅に軽減されることになります。しかも国会での議論も経ないで決まりそうなんです。
議員さんにハガキを出そう
主催者から、誰にでもできる一つのアクションを教えていただきました。
託送料金について国会で議論していただけるよう、国会議員にハガキを出して、私たちの気持ちをアピールしましょう。
1.ハガキを送る議員さんを決める
送り先は参議院または衆議院の議員さんです。名前と会派、部屋番号のリストは下記のリンクからダウンロードできます。
2.メッセージを書く
そのまま使えるメッセージ(ハガキ用)の原案(プラムフィールド作成)をここに載せました。ダウンロードしてお使い下さい。
3.住所を書く
1.で決めた議員さんの、部屋番号と名前を忘れずに書きましょう。
- 参議院議員会館:〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館○○号室○○○○様
- 衆議院第一議員会館:〒100-8982 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第一議員会館○○号室○○○○様
- 衆議院第二議員会館:〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第二議員会館○○号室○○○○様
3/4に三島でも講演会開催
3/4には第二弾の講演会があります。 こちらにも是非足を運んで下さい。
第二弾「飯田哲也氏講演会&新電力アピールタイム」
- 日時:2017年3月4日(土) 10:00?12:00
- 場所:三島市生涯学習センター 講義室
- 内容:
- 第1部 飯田哲也氏講演会『知ってる?新電力!日本の事情・世界の今!』(仮称)
- 第2部 新電力のアピールタイム
百町森は賛同団体として、チケット(500円)を取り扱っています。チラシは百町森にも置いてあります。