【ニュースリリース】全ての消費電力を、再生可能エネルギー100%電力に切り替えました
電力においてCO2排出量ゼロを実現
子どもの本とおもちゃを販売する有限会社百町森(ひゃくちょうもり、静岡市、社長:柿田友広)は、2020年11月2日より、「百町森」店舗(静岡市葵区鷹匠)および、プレイスペース「百町森あそび村」(同)の2ヶ所において、大手電力会社が供給する原子力および火力発電による電力の使用をやめ、再生可能エネルギー100%電力に全面的に切り替えました。
使用する再生可能エネルギー100%の電力は、みんな電力株式会社(以下「みんな電力」)を通じて購入します。これにより、店舗・オフィス・プレイスペース・倉庫といった企業内の全ての消費電力がクリーンエネルギーになり、電力においてCO2排出量ゼロを実現しました。
再生可能エネルギー導入の背景
百町森は以前より、環境負荷の軽減を意識して事業活動を行ってきました。 原子力発電についても、チェルノブイリ原発事故のあと発表された「まだ、まにあうのなら」などの書籍販売を通じて、原発事故の甚大さや、核のゴミの問題、などを憂慮し、子どもたちの世代にそのツケを払わせたくないと考えてきました。そして、2011年3月11日の福島第1原子力発電所の事故で、その思いは一層強くなりました。
その一方、地球温暖化の問題も深刻で、CO2を排出しない自然エネルギーで発電された電力に切り替えたいと考えてきました。 2016年に電力が自由化されたものの、この静岡市で再生エネルギー100%の電力を選べる電力会社が登場したのはここ数年のことで、コストの問題も含め、どの電力会社を選ぶのかが懸案事項となっていました。
今年になって、「みんな電力」を知る機会があり、打ち合わせと検討を重ねた結果、今回の切り替えとなりました。
みんな電力を選んだ理由
- 百町森が選んだ、「みんな電力」の「ENECT RE100プラン(トラッキングなし*1)」は、トレーサビリティ付再エネ電気(FIT含む)と非化石証書等の組み合わせで、100%再生可能エネルギー電力の調達を達成し、CO2の排出係数がゼロになります。
- 全国の再エネ発電所100ヵ所以上と契約していて、その中には市民発電所も多く含まれています。こういった発電所にお金が流れることで、再エネ電源を増やすことに貢献できます。
- 価格がリーズナブルで、見積もりでは、現状よりも安くなるくらいでした。
*1:トラッキングとは「発電所を指定して電気を購入すること」です。できれば、静岡県内の発電所から購入したいと考え、トラッキングをするための準備を進めています。
【データ】
- 導入開始日:2020年11月2日(月)
- 導入事業所:
- 百町森 店舗:静岡市葵区鷹匠1丁目14-12
- 百町森 あそび村:静岡市葵区鷹匠2丁目25-19
- 電力会社:みんな電力株式会社
- URL:https://minden.co.jp/
- プラン:ENECT RE100プラン(トラッキング希望:なし)
【有限会社百町森(ひゃくちょうもり)について】
- 所在地:〒420-0839 静岡市葵区鷹匠1-14-12 ウィンドリッヂ鷹匠1F
- 代表者:代表取締役 柿田友広(かきたともひろ)
- 設立:1979年3月1日
- Tel:054-251-8700
- Fax:054-254-9173
- URL:https://www.hyakuchomori.co.jp
- 事業内容:絵本・児童書、玩具、家具、生活用品、食品の販売、セミナーの開催
本件に関する問い合わせ先
- 企業名:有限会社百町森(ひゃくちょうもり)
- 担当者名:佐々木 隆行
- TEL:054-251-8700
- E-Mail:shop@hyakuchomori.co.jp