【終了】発達を支援するおもちゃ展
世界自閉症啓発デー連動企画
毎年4月2日は国連が定めた世界自閉症啓発デー、4月2日〜8日は日本実行委員会が設けた発達障害啓発週間です。
それを記念して、「発達を支援するおもちゃ展」を開催します。大型のおもちゃもあって、普段は店に置いていないものなので、この機会にどうぞ実際に触れてみてくださいね。
また、期間中に関連イベントとして、これらのおもちゃの勉強会を講師を招いて開催します。お気軽にご参加ください。
おもちゃの勉強会
- 日時:2017年04月06日(木)午後2時から
- 場所:百町森展示コーナー
- 参加費:無料
展示コーナー全景
たくさんあるラインナップの中から、20点ほど展示しています。
こんなおもちゃがあります
平面上と空間上の動きを理解するギアパズル
指先に力を入れる、手首を動かす、そして二次元(平面)と三次元(空間)の理解を具体的に獲得します。
使用最適年齢:4歳〜
円筒(シリンダー)ブロック
モンテッソーリの円筒ブロックを発展させたものです。異なったさまざまな幅、高さ、長さを直径と高さのみで分類します。小さいものから大きいものへ、大きいものから小さいものへ、長いものから短いものへ、短いものから長いものへの順序を学びます。
使用最適年齢:3歳〜
複雑な分割関係を学ぶパズル
子どもはまず部分を見ます。しかも自分の好みと一致したもの、例えば、色や形の部分の一部に注意を向けます。次第に全体像を見分ける力をつけるのがパズル遊びです。
使用最適年齢:3歳〜
左:セラピー用アクリル手鏡
保育室で鏡は重要なおもちゃであり、教具です。ごっこ遊びの場所に常備したい安全な手鏡です。
使用最適年齢:2歳〜
中:鉛筆を使う前に行う基本的指先運動
書く前に必要なのは手首と指先のしなやかな動かし方です。すらすらと動くスライド盤を使って手首と指先の動きを養います。
右:モーターカウンティング
触覚と知覚、さらには指先運動を通して数字を覚えます。ボタンは極めてスムーズに動き、道筋に沿って動かすことで、目の追視が行われます。視覚障がい児や知的な障がいの子どもの学習用具として20年以上に渡って使用されています。
使用最適年齢:3歳〜
手の操作から判断する音の筒
指を使ってつまんで持ち上げ、再び同じ場所に入れます。そして、両手に筒を持って同じ音を探します。
使用最適年齢:3歳〜
メガビーズセット
大きくて柔らかなビーズの目的は、子どもがひもを穴に通すことに自信を得させます。柔らかいナイロンのひもには、丈夫なゴム製の先端とストッパーの役割のビーズが付いています。
同類を見つける
ものは全てなんらかのつながりで成り立っています。子どもはきわめてシンプルな分類、例えば、色、形の面白さなどで分けます。次第に、機能的に関連している、動植物で関連している、生活の中で関連していることに気づかせる教具です。
使用最適年齢:5歳〜
手前:動きが見えるミュージックボックス
周辺音への関心があるのか、それとも無関心に遊んでいるのか、早く気がついて対応してあげて欲しい感覚的発達課題です。小さな音に気がつく検査と音遊びに使えます。
使用最適年齢:3歳〜
奥:回転式視覚刺激ドラム
ドラムの回転に伴う光や音が子どもをひきつけます。周辺の光や音に関心の少ない子どもの指導に使ってください。一般の乳児にも適した教具です。
使用最適年齢:2歳〜
ごわごわボール、追跡者ブルーボール、タングルセラピーなど
手を使って記憶するロックボックス
異なる10種類の鍵がついたおもちゃ箱は珍しい玩具です。子どもは多様な指先の使い方と同時に、操作することで記憶力の保存に役立ちます。
使用最適年齢:3歳〜
メモリーダイアル
基本台の凹みのすべてにチップをはめこんで、ダイアル盤を回転させながら、次々と出てくるものを、自分の記憶から取り出します。
使用最適年齢:3歳〜
セラピー用プレイハウスセット 私の家、あなたの家
心理療法の素材として、人形の家が最もよく知られた教具です。そして、これらの教具を使って外界の出来事を再現することで、世の中の知識を理解し、また、自己の体験や想像したものを、形あるものに再現することで現実理解を深めます。
使用最適年齢:3歳〜
- 名称:
- 発達を支援するおもちゃ展
- 開催日:
- 2017/04/01(土)~04/28(金)
- 時間:
- 10:30-18:00
- 場所:
- 百町森店内
- 料金:
- 無料