さて、どのお話をしようかな。

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 お話会や読み聞かせの会をしようと思ったら、この『おはなしのろうそく』(写真手前)や『愛蔵版おはなしのろうそく』のシリーズ(写真奥)は大変役に立ちます。
 東京子ども図書館の「おはなしのじかん」で人気だったものばかりが集めれたシリーズですからね。中心になっているのは、世界中いろんな国で集められた昔話です。創作の話もあります。ちょっとした指遊びや人形劇などもあります。
 『おはなしのろうそく』はペーパーバックで、本体価格が各400円です。一冊の中に4?6話位の話が収められています。27巻まで出ています。1巻から順番に買われれることをお薦めします。
『愛蔵版ー』の方はハードカバーで、本体価格各1500円、ペーパーバックの1・2巻の内容を1巻に、3・4巻を2巻に収蔵してあり、現在8巻まで出ています。学校図書館には是非常備して欲しいものです。
 これらに出て来るお話は子どもに読んでやってもいいし、覚えて聞かせもいいので、手元に置いておくといいですよ。
 私たちが保育園や学校でお話しをする時も、これらをテキストにすることが多いわけです。私たちは東京子ども図書館でお話しを習いました。その時、館長の松岡享子先生は、テキストを訳す時は何度もなんども、実際に声に出して、スムーズに話せるようにした、と苦心談をおっしゃっていました。ですから、これれのシリーズは子どもに読む場合でも、覚えてお話しする場合でも、一番適していると言ってもいいかもしれません。

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