読み聞かせに向いている絵本 8 『こねこのチョコレート』
もうじきバレンタインデイですから、とびっきりのチョコレートの絵本を紹介します。
B・K・ウィルソン作 小林いづみ訳 大社玲子絵『こねこのチョコレート』本体価格1100円
4歳の女の子ジェニーは明日3歳の誕生日を迎える弟のために8粒入りの子猫の形をしたチョコレートを買います。
ひと先ずタンスに隠しておいて寝るのですが、気になって気になって仕方がありません。とうとうジェニーは「ひとつくらい食べたってクリストファーは気にしないと思うな」 と口の中にほうり込みます。なんて甘くて美味しいこと!ジェニーはベッドに戻ってもそのことが頭からはなれなくて…。
これは子供というよりは人間の弱さの話ですね。誰にも思いあたることをいい話にしたものです。
次の日空の箱を弟に差し出すジェニー。でも、本物の猫のティブルが万事うまくやってくれました。大変な緊張感の後の、この結末の安堵感は本当に嬉しい。
もともとこれはお話しをする人たちの中ではよく語られていた人気の話、子どもたちも大変食いついてきます。5歳〜小学高
(本の手前にあるものは百町森で扱っているバレンタインデイのグッズです。左下のチョコレートのようなものは本物のチョコレートではなくパズルです。これらについてご興味ある方はお問い合わせ下さい。)
- こねこのチョコレート
- 1,100円+税(10%税込1,210円)