読み聞かせに向いている絵本 15          『おじさんのかさ』

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6月と言えば雨、雨といえば、どうしても読んでやりたくなるのはこの絵本『おじさんのかさ』です。佐野洋子作・絵
おじさんは立派な傘を持っています。あまりに大事にし過ぎて、肝心な雨の日にも傘をさそうとしません。ある日、大きな木の下のベンチに座っていると、雨が降ってきて、そこに小さな男の子がやって来て、傘に入れてってと言います。
おじさんは聞こえなかったふりをします。するとそこへ小さな女の子が来て、女の子の傘に入って歌を歌いながら男の子は帰ります。
おじさんはその歌がなんだか楽しそうに聞こえて…。この絵本の雨なのに使わない傘の話って、なんともおかしいですよね。
雨の季節になると読みたくなる絵本です。

  • おじさんのかさ/佐野洋子
  • 1,400円+税(10%税込1,540円)
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