読み聞かせに向いている絵本 27          『もりのひなまつり』

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 もうじき3月3日のひな祭りがやって来ます。
 この時期に読みたい本はこれ『もりのひなまつり』こいでやすこ作・絵本体800円+税です。
 ある家の蔵に住んでいるねずみばあさんのところに野ねずみ子供会から郵便が届きました。
 それは「森のひな祭りをしたいから、蔵にいるおひな様を森に連れて来てほしい。」というのでした。
 おひな様たちに訊いてみると「その家の人が飾り付けをする前に帰ってくればいい。」というのです。
 さあ、おひな様たちの行列が始まりました。野ねずみ子供会も車で迎えに来ました。
 そして森の広場で音楽が鳴り響き、踊りも披露され、甘酒も配られて、ひな祭りの始まりはじまり。
 夕方になり、ねずみばあさんはあわてて家におひな様と帰りますが、暗くなってきた、雪までちらほら。
やっと家に着きましたがおひな様の汚れた姿にあっと驚くねずみばあさん。
 さあこの後はどうなるのでしょう? 家のひな祭りはうまくいくでしょうか?
 それは読んでからのお楽しみ。
 おひな様たちが人間のように生き生きと描かれていて嬉しい絵本です。
 3歳位から小学生に読んでやりたいちょっとドキドキする絵本です。

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