読み聞かせに向いている絵本 43 『ぶたたぬききつねねこ』
クリスマスが近づいて来ました。こんな時クリスマスの本を読むのは当たり前。いい本がたくさん出ています。サンタクロースものからキリスト教のものまで選び放題です。でもそういう中にはもれるんだけど、すごーく読み聞かせに向いているクリスマスがちらっと出てくる絵本があります。
『ぶたたぬききつねねこ』
馬場のぼる作・絵
本体価格1000+税
これはしりとりの絵本なのです。「おひさま」「まど」「どあ」「あほうどり」「りんご」・・・こんなふうに名前がつながって行きます。
でも、これが只の名詞の羅列ではない。何となくストーリーがあるのです。
何となくあるのが楽しいのです。推測しながら読む(見る)からです。
途中に11ぴきのねこシリーズの絵本に登場するキャラも出てきたり・・・。
そこもニヤッとしてしまいます。
そして最後、「くりすます」で終わるのです。どうです、この時期読むのにいいでしょう?(左の写真は保育園で読み聞かせしているところ。しりとりと分かるように意識的に読むといい。)
2・3歳から読んであげられます。
集団での読み聞かせなどでは、長い話の前や合間などにも向いています。
小・中学生もオッケー