読み聞かせに向いている絵本 46 『ハグくまさん』
最近、私はこの絵本にぞっこんです。この間はSBSラジオでも紹介させてもらいました。保育園や小学校でも読み聞かせをしました。
奥に「世界平和」というテーマを私は感じます。
ニコラス・オールランド作
落合恵子訳
本体1400円+税
〈あらすじ〉
森にちょっと不思議なくまがいた。
だれでもすぐに抱きしめてしまうハグくまさんだ。
普通なら餌にしてしまう太ったウサギだろうと、抱きしめにくいヘビだろうと…。
中でも大好きなのは森の木、その中でも一番大きな、一番美しい木を抱きしめていた時、斧を持った男がやってくる。
ハグくまさんは初めて抱きしめたくないものに出会ってしまう。
で、この時くまがとった行動とは?
力が抜けたユーモアたっぷりのオシャレな絵本です。
3〜4年生になると完全にユーモアを理解するらしく、読んでる途中から、ハグくまさんのちょっと抜けた行動にコメントを入れたりする子がいます。
そして最後は笑いに包まれます。
年長さんぐらいから大人まで