読み聞かせに向いている絵本51 『おつきさま こんばんは』
9月といえばやはりお月様の季節ですよね。そこで、今回は赤ちゃんから楽しめる月の絵本を紹介します。
『おつきさま こんばんは』
林 明子 作
福音館書店
本体700円+税
〈内容〉
表紙がお月様の穏やかな顔です。そしてページをめくっていくと、夜空に三角屋根の家と2 匹の猫のシルエットが現れます。
やがて屋根の上からお月様が顔を出します。「おつきさま こんばんは」と話しかけようとしたら、雲にじゃまされてしまいます。
でも、雲はすぐに去り、お月様はにっこり笑ってくれました。
月に顔の表情が描かれているので赤ちゃんは本当にお月様に人格を感じるようです。読んであげると、言葉が出ない1歳に満たない子が真剣にお辞儀をして「こんばんは」をするのだが、これが本当に可愛いい!
裏表紙にはあかんべーをしたお月様が描かれていて、これも人気です。
10ヶ月くらいから
静岡県の東部地区でお母さん達がやっているミニコミ誌『tasuki』秋号(9月18日発行予定)の『私の一冊』というコーナーでも私はこの絵本を紹介しました。