2012年10月に書かれたブログ
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今日、ご紹介するのは、絵本としては大変異色のものです。
この絵本を作った人は、東京子ども図書館の館長、沢山の海外の絵本を翻訳している松岡享子さん。
私はこの人の元でお話の講習を受けました。つまり私の師匠でもありますが、なんとこの方が世にも奇っ怪な、いや、世にもけったいな絵本を作っちゃいました。
つまり、左からも右からも読めるという不思議な絵本なんです。
それで、左から読むとうれしいさん、右から読むとかなしいさんで始まる話になっているんですね、これが。
内容は塞翁が馬と同じ。嬉しいことがあっても長くは続かず直に悲しいことが起こる。でもその悲しいこともいずれは嬉しいことになる。その繰り返しが続くんですね。
保育園で読み聞かせた時も確かに盛り上がりました。でも幼児にはちょっとユーモアが伝わりにくかったかなと感じました。
でも小学2年生の前で読んだ時は、よみ始めて直ぐに歓声が上がりました。
さて、そういうへんてこりんな絵本だから、終末は真ん中にあるわけですが、その真ん中で折りたたんだページを開くとフルカラーになっていて、皆ハッピーになっているっていう、ここのところがホント、実に大盛り上りなんですよ。
もともとこの話は、松岡先生がクマのぬいぐるみを作って、それを見せながら話したということです。いかにもそんな、子供達とのやりとりから生まれたらしい、ライブ感あふれる話なんです。
読書の秋、親子で楽しんでもらいたい絵本です。
収益金は「3.11からの出発」事業に使われるとのこと。
松岡享子作
本体1000円+税 5歳〜
この絵本を作った人は、東京子ども図書館の館長、沢山の海外の絵本を翻訳している松岡享子さん。
私はこの人の元でお話の講習を受けました。つまり私の師匠でもありますが、なんとこの方が世にも奇っ怪な、いや、世にもけったいな絵本を作っちゃいました。
つまり、左からも右からも読めるという不思議な絵本なんです。
それで、左から読むとうれしいさん、右から読むとかなしいさんで始まる話になっているんですね、これが。
内容は塞翁が馬と同じ。嬉しいことがあっても長くは続かず直に悲しいことが起こる。でもその悲しいこともいずれは嬉しいことになる。その繰り返しが続くんですね。
保育園で読み聞かせた時も確かに盛り上がりました。でも幼児にはちょっとユーモアが伝わりにくかったかなと感じました。
でも小学2年生の前で読んだ時は、よみ始めて直ぐに歓声が上がりました。
さて、そういうへんてこりんな絵本だから、終末は真ん中にあるわけですが、その真ん中で折りたたんだページを開くとフルカラーになっていて、皆ハッピーになっているっていう、ここのところがホント、実に大盛り上りなんですよ。
もともとこの話は、松岡先生がクマのぬいぐるみを作って、それを見せながら話したということです。いかにもそんな、子供達とのやりとりから生まれたらしい、ライブ感あふれる話なんです。
読書の秋、親子で楽しんでもらいたい絵本です。
収益金は「3.11からの出発」事業に使われるとのこと。
松岡享子作
本体1000円+税 5歳〜