春休みに親子で読みたい絵本その2『みつけたよ さわったよ にわのむし』

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春になって来て、そろそろムシ(小さな生き物)の姿を見かけるようになりました。子どもたちの一番身近な遊び場であるお家の庭にもほら、植木鉢をひっくり返すと、いたいた!

ダンゴムシの足は14本だって知っていました? オスとメスの見分け方は?食べ物は?

へぇー、カナヘビがチロチロと舌を出すのはにおいを感じるためなんだ。

ミミズは身体を伸ばしたり縮めたりしながら前に進むんだって。

アゲハの幼虫って小さいうちは鳥のふんにそっくりだね。

そうそう、大人にはムシが見るのもいやっていう人がいるけど、せっかく子どもがムシに興味を持ち、科学しようとしている芽を、「キャーッ!」とか言って摘まないでください。せめて、庭に来るようなムシは触って見せるくらいでないと・・・。いやー、それが無理ならせめてこういう絵本を読んであげて、小さな生き物の世界を大人も知ってほしいですね。

やさしい文と絵で科学に親しむためのはじめの一歩になる素晴らしい絵本です。

澤口たまみ/文
田中清代/絵

本体価格900円+税

3歳くらい〜


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