2013年6月に書かれたブログ

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これは第3回MOE絵本屋さん大賞第1位絵本。絵本というものをよく理解した作者ならではの赤ちゃん絵本の傑作です。

〈あらすじ〉
でこぼこ道をアリたちを乗せた真っ赤なバスが行く。どこを走っているのかと思いきや、そこはワニの背中。次は大きな山を越えたと思いきや、それはラクダのこぶ。今度は…!?

 ページをめくる前に、次に何が登場するのか想像させわくわくさせるところがうまい! 

西村敏雄/作

本体838円+税

10ヶ月くらい〜
百町森会員・ブックプラス〈新刊・復刊コース〉7月の本
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〈あらすじ〉
新しい人生を求めて旅に出たジプシーの若者、途中で動物たちの命を救う。

ある時、王女が見つけられないほど上手に隠れることができた人は結婚できると聞き名乗りをあげた。

すると助けた動物たちが今度は恩返しを。それでも王女は「なんでも見える鏡」を使って見つけ出そうとする。

最後は胸がキュンとする恋の話。

油絵による絵は遠目が効くほどの迫力です。小学生からの読み聞かせにおすすめです。

ジプシーの昔話 フィツォフスキ/再話内田莉莎子/訳 スズキコージ/画
本体1400円+税
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「サリーのこけももつみ」にちょっとにている絵本だなと思ったら、この作者はマックロスキーに影響を受けた人だそうです。でも、こちらはもう少し小さい子むき、色をテーマにしているので2〜3歳から読んであげられます。

〈あらすじ〉

赤ちゃんぐまが目を覚ますと,巣穴に黄色い光がさしている。

「あったかくしてくれるのは、だれなの?」と聞くと、「おひさまですよ」とお母さんぐま。

緑の葉っぱが手をふって,青いカケスが歌をうたい、茶色いマスがはねる…。目に映るのは、さまざまな色や光や音にみちた美しい世界。

アシュリー・ウルフ/文・絵

さくまゆみこ/訳

本体1600+


好奇心いっぱいの赤ちゃんぐまの一日を描いた絵本。

はっきりした絵は遠目が効いているので保育園での読み聞かせなどにもおすすめです。 



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