Il paese del melograno / Pomergranate village

ザクロの村

イタリア語版

• B102 ざくろの村(イタリア語)/AoiHuberKono ×
• 1,600円＋税（10%税込1,760円)
• 販売終了

英語版

• B102INGL ざくろの村(英語)/AoiKonoHuber ×
• 1,600円＋税（10%税込1,760円)
• 販売終了

商品の説明

ネフ社の「アニマルパズル」の作者、葵・フーバー・河野さんの絵本が復刻されました。ブルーノ・ムナーリが編集責任者を務めた「子どもがいっぱい」シリーズ（1972-1978）のうちの一冊です。とても鮮やかな色使いが特徴的です。イタリア語版と英語版があります。

木に囲まれた二つの丘の上にザクロの村があった。秋になり、ザクロの実がなると村の人々は大きなお祭りのしたくを始める。ところが突然秋が終わり冬がやってきた。熟したザクロは雪の下で春が来るのを待ち、冬が終わり太陽が雪を溶かすと、川の中にたくさんのザクロの木が生えていた。

「Tantibambini 子どもがいっぱい」シリーズについて

ムナーリが編集責任者を務めたジュリオ・エイナウディ出版の絵本のシリーズで、1972年から78年にかけて66冊を出版した。ほぼ正方形の判型で、低価格を維持するため、表紙に厚紙は使わず中綴じとした。表紙が絵本の１ページ目となっている。テキストを最小限に抑え、子どもたちが、大人に押しつけられることなく、自由にお話の中に入れるように配慮されている。独特のアイロニーに富み、伝統的な子どもの本の概念にとらわれないよう試みた。ムナーリはこのシリーズを「今日の子どもたちのための、今風のおはなし」と呼んだ。

（「生誕100年記念ブルーノ・ムナーリ展あの手この手」目録より）