空が青いと海も青い
- 空が青いと海も青い/駒形克己
- 800円+税(10%税込880円)
054-251-8700
商品の説明
ページを右へ左へ、上へ下へとパタパタめくるユニークな形の本。「空が青いと海も青い、どうして?」色に関する15の素朴な質問に、科学的な根拠をもとに答えています。
(ワンストローク・サイト より)
この本は綴じられておらず、山折り谷折りをくり返してジャバラ状に折りたたまれています。しかも使っているのは、細長い帯状の紙ではなく、大きな正方形の紙をスパイラル状に切って(リンゴの皮むきをイメージしてください)、細長くして折っているところです。この方式は、以前に出版されていた「スパイラル・ブック」や「SNAKE」などでも使われていたもので、駒形さんならではユニークなアイデアです。
まず、ページをめくっていく途中で、本を90度回転させたりする必要があるんですね。そのぶん見る側の主体的な関わりが求められ、より楽しめる気がします。また、綴じない本という形式、そして1枚の正方形の紙から作っているというシンプルさは、子どもにも大人にも驚きを与えますし、好きな子なら自分で作ってみようと思うかもしれません。駒形さんの本の中でもっとも敷居の低いアイデアではないでしょうか。
この本のテーマは科学。見開き2ページが一つのテーマで、「夕日が赤くなるのはなぜ?」「さむくかんじる色はどんな色?」と15の疑問に、科学的しかも簡潔に答えます。もちろん、駒形さんの作品ですから、ちょっとした仕掛けがあったりして、見て美しい楽しい本になっています。
(2009年8月 佐々木)
一般的に本の展開はいつも一方向、直線的に進んでいく。スパイラル状の形態を思いついたのは、この方向性をいろいろに変えたいと思ったから。右へ左へ、上へ下へ。子どもが相手ともなると、時々裏切る行為が必要になる。右に行くと見せかけ実は左へ。上に行くと見せて今度は下に。大人も子どもも、より柔軟でありたいと思う。(駒形克己:ART ON PAPER より)
商品詳細
年齢: | 2歳〜 |
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著: | 駒形克己 |
寸法: | 11×11cm |
内容: | 32ページ(折り畳まれた1枚の紙) |
製作: | ワンストローク (日本) |
初版発行日: | 1995年05月 |
商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。